ウルトラマン（楳図かずお版） | メタボの気まぐれ

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日本を代表する特撮ドラマ「ウルトラマン」
当時、大ヒットだったウルトラマンは
怪獣ソフビ、レコードなど爆発的な売れ行きであり
当然ながら漫画界もこのヒット作品を見逃すわけがない。

そんな中で恐怖漫画の第一人者として有名な
楳図かずおを起用したウルトラマンが連載された。

それが番組放送と同時期に講談社の
週刊少年マガジンに連載されていた
楳図かずお版・ウルトラマンである。

テレビ特撮番組のコミカライズで
当初は少年マンガ調の画風だったが
連載途中から劇画ブームの時勢に合わせ
劇画風の緻密な絵柄に変わっている。

気になるストーリーと登場怪獣は・・・

第1話「バルタン星人の巻」バルタン星人
第2話「なぞの恐竜基地の巻」ジラース
第3話「二次元怪獣ガヴァドンの巻」ガヴァドン
第4話「高原龍ヒドラの巻」ヒドラ
第5話「ミイラ怪獣ドドンゴの巻」
ドドンゴ、ミイラ人間
第6話「怪すい星ツイフォンの巻」
ドラコ、ギガス、レッドキング
第7話「メフィラス星人の巻」
メフィラス星人、巨大フジ隊員、ダダ、
バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人

バルタン星人やドドンゴの物語には
恐怖漫画を感じさせる描写もあり
ジラース編ではページが足りなくなり
「この後ウルトラマンがジラースを倒したのは
言うまでもありません」と
文章で済まされてしまった事もある。

楳図かずお版は鼻の下にシワのある
ウルトラマンが有名だが
これは初期におけるＡタイプのマスクを
表現したものであるが

楳図かずおの家にはテレビが無く
円谷プロから資料だけ渡されて描いたものである。