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2018.04.16
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カテゴリ:その他



円谷プロダクションによる特撮テレビ番組
ウルトラQのリメイク版として上映された
「ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説」をメイキングとして

1990年3月30日に放送されたのが
「今、甦る!ウルトラQの世界」である。

映画の監督はウルトラシリーズを手掛けた実相寺昭雄、
脚本は実相寺とも数多く手掛けた佐々木守。

「星の伝説」は監督:実相寺、脚本:佐々木で、
1982年にATGと円谷プロが共同で製作する予定だった
劇場映画「ウルトラマン怪獣聖書」が元になっている。

当初、監督:金子修介、脚本:伊藤和典と、
後に平成ガメラ3部作を手掛ける2人を中心に
ウルトラQ映画化が企画されており、

内容はガラモンやカネゴンなどの人気怪獣を登場させる
3話の短編によるオムニバス形式といったものだった。

当時はウルトラシリーズ登場キャラクターの商品化権は
バンダイが独占していた為、映画のスポンサーである
セガは映画に登場する怪獣の商品を販売する事はできず、
セガとしてはそのような状況で
過去の怪獣を登場させるメリットが少なく、
実現には至らなかった。

しかし映画の公開スケジュールは既に確定していた為、
ウルトラファンに絶大な支持を得ていて、
そして既にNG企画「ウルトラマン怪獣聖書」のアイデアを持っていた
実相寺昭雄に引き継がれる事になった。

監督、脚本以外のスタッフも、
ウルトラシリーズに参加していたスタッフが多数参加。

本作の製作時、特撮の世界にも
既にCGが導入されていた時期ではあったが、
オープニングタイトルに使った以外は
全て昔ながらのミニチュア・セットや着ぐるみ、
光学合成、トリック撮影でまかなわれた。

また、初期のウルトラシリーズに出演していた
往年の俳優たちのカメオ出演的な配役や、
故人ながらもウルトラシリーズの脚本家として知られた
金城哲夫と「ウルトラQ」の一ノ谷博士(江川宇礼雄)が
一ノ谷研究所の肖像として登場している。


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Last updated  2018.04.16 20:00:03
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