|
カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 昨日は台風養生 足場のネットを縛ったり 資材を固定したり 仮設トイレが倒れないように杭に固定したり でも、まだ和歌山のあたりですから 雨、風どれくらいになるか心配です。 さて、昨日の中日新聞に アメリカのGK ホープ・ソロ選手の試合前の言葉が載ってました。 「日本選手は試合より何か大きくて高潔なもののためにプレーしている そんな感情を持った相手と対戦するのは難しい」 建築会社は 家を建てると言う仕事をしています。 お客様から依頼を受け建物を完成させることです。 営業担当者は契約を頂く事が仕事 設計は図面を書くことが仕事 監督は建物を完成させることが仕事 その仕事をする上で どんな想いを持ってしているのか 他人にはよく分かりません。 言葉では どんな事でも言えます。 「ご家族の健康のために」 「満足のために」 「安全、安心のために」 「家づくりのお手伝いのために」 「家族が仲良く寄り添って生きる家のために」 etc・・・・ その想いを実現する為に 「この材料を使います」 「こういう設計をしました」 「この工法でします」 etc・・・・ 彼女達は想いだけで勝てたのではなく 練習、経験、分析の積み重ねがあったからこそでしょう。 50年前にアルミサッシが世に出てから 家も想いだけでなく 科学的な分析が必要な対象となってます。 気密の理論 換気の理論 断熱の理論 冷暖房システムの理論 どれも必要な理論なのですが 想いだけが先行しています。 想いだけで建物を造っても 裏づけが無ければ絵に描いた餅に過ぎません。 喘息生涯有症率は、 幼稚園児33.2%、 小学生32.9%、 中学生23.1%、 高校生21.7% 日本の住宅の室内空気環境はよくありません。 気密、換気、断熱、冷暖房システムの理論をなおざりにした結果です。 今、現に建てられている住宅の90%以上は 残念ながら論理的な裏付けがありません。 家づくり、 想いはとても大事ですが 同時に理論も必須です。 それでは 皆さん、また明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家づくりのたいせつな話] カテゴリの最新記事
|