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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 快晴で気持ちのいい朝ですね、 深呼吸したくなるなるような空気です。 暑くも無く、寒くも無い 空気も新鮮! こんな環境を室内で年中維持できれば そこに暮らす人の身体的な負担は かなり軽減できますし 快適な毎日を送れます。 住まいを快適にすることを目的に 人の住まいは随分変遷してきましたし これからも変わって行く事でしょう。 昔は夏を旨とした土壁の家 夜間畜冷された土壁の質量で人の体感気温は 随分下げられました。 その後 窓は障子からガラス戸、そしてアルミサッシに変わり 壁も土壁から断熱材入りの壁に変わり 壁表面はプラスターボードにビニルクロスが主流となり その過程で断熱性、気密性の向上とともに 壁内部の結露、カビの問題が出てきました。 このことは今現在でも 住宅の耐久性の問題に関わっていて 日本の住宅の建替えスパンが25年程と 欧米に比べ極端に短いものとしています。 こういう現状の中で エネルギーをなるべく使わないで 快適に暮らせる住まいの提供が求められているのですが 日本の住宅の耐用年数を短くした 根本的な原因をつかむことは これからの住まい作りに とても必要な事です。 原因の究明とその対策 中国の鉄道事故ではありませんが 根本的な原因の追求なくして 発展はありません。 リフォーム現場では 壁を解体すれば 毎日のようにカビだらけの断熱材が出てきます。 土壁の家でも 大壁になって洋室として利用されていた壁は 黒ずみ、一面黒かびがついています。 その現場でリフォームをし また同じような さらに厚みのある断熱材を入れたりすれば また同じ事の繰り返しです。 先ず最初にこの問題をしっかり認識している工務店に依頼しなければ たとえ室内はきれいにリフォームされても そこに住む人の健康は担保されません。 日本の住宅はまだまだ 問題を抱えた家が再生産されています。 エネルギーをなるべく使わないで 快適に暮らせる住まいの提供までには まだまだ解決しなければならないことが多くあります。 次回はこの続きお話ししますね。 それでは 皆さん、また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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