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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2013年03月15日
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カテゴリ:雨漏れ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

本日は岐阜市で雨漏れ補修の相談
築25年ほどの2x4の家で
10年ほど前にベランダの下の部屋を増築
今年になって増築した部分の天井から雨が降った後に水が伝うとのこと

当時のベランダの床はモルタルか鈑金仕上げ
今回はモルタルなので当然ヒビが入っている。

ベランダに水を張って様子をみると
しばらくして水が垂れてきた。



一般的に奥様には人気のベランダ
洗濯物や布団が干せるのが理由ですが

実は金食い虫なのは知られていない
あるいは意図的に知らせていない。

今主流のベランダの防水はFRP防水
2x4を含め木造住宅の
ほとんどのベランダはこの防水で仕上げてあります。

この防水の保証期間は10年

つまり10年毎にFRP防水をやり直す必要がある。
大手の住宅メーカーなども10年毎のFRP防水のやり直しは
保証期間延長の前提条件になっているが、
防水のやりかえには既存の防水を剥してやりかえるから
5万、10万ではおさまらない。


漏らなければいいんじゃない、
とお考えの方もいますが

定期的にやらなければ
当然数年後には劣化したFRP防水から雨水が浸入、
そして雨漏れとなるが
室内に水が出てきた時には
既に構造体である柱や梁が相当痛んでいる場合が多い。

となれば水に濡れたクロスの張替程度ではすまない。

室内は言うまでも無く
外壁を剥し、柱を取替え、梁も交換なんてこともある。
というより何度も経験してきました。


アメリカでもヨーロッパでも
日本のような形の取って付けたようなバルコニーはとんと見かけない。
はっきり言えば外観デザイン上は不細工。
挙句に金食い虫、中古で売るときはマイナス要因
だからけちんぼの彼らは絶対バルコニーなんぞ付けない。
コロニアル様式では見かけるがそれでさえ屋根は付いている。

新築をお考えの奥様
金食い虫のバルコニーなんぞ
お止めなさい。

林望先生の「思想する住宅」を読むと
住まいの固定観念を鋭く衝く文章に出会えます。
あなたが終生住む家なのですから
常識なんかに縛られてはいけません。

この時期、
花粉症の皆さんは布団など干してもらいたくありませんし、
(PM2.5も心配)
真夏に布団など干したら暑くて寝られません、
冬はめったに干す機会はありませんから
秋の2ヶ月ほどしか干せません。

それならベランダではなく庭あるいは駐車場でできます。
布団乾燥機を使ってもいい

どうしても干したければ
布団干しは旦那さんの仕事にするという手もあります。

濡れた重い洗濯物
1階から2階まで毎日運ぶ事になりますし、
そうなれば毎日2階まで取りに行くことに。
冬場の洗濯物は室内の乾燥を防ぐため
室内干しが一番有効です。

う~ん、こんな事を書くと
お客さんが減っちゃうかもしれませんね、
皆さん、ベランダ大好きですから。

でも、老婆心ながらのご提案でした。

田原義哲の Instagram その1​​
https://www.instagram.com/quaint.private.house.life/

​​田原義哲の ​ Instagram その2
​​
https://www.instagram.com/yoshisatotahara/

紙太材木店の​ Instagram
https://www.instagram.com/kamita_zaimokuten/​





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Last updated  2023年07月31日 09時05分15秒
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