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カテゴリ:現場レポート
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 今朝はかなり寒くなるとの予報が出てましたが 気温は15度 体が慣れてきたせいかそれほど寒く感じません。 冬に室温が15度だと暖房したくなりますが この時期の15度は全くその必要を感じません。 事務所の床、壁、天井の表面温度は22.23度 サッシガラスの表面温度はそれより少し低く18.19度 体感気温も18.19度ぐらいでしょうか。 体温より低いの表面温度ですが 輻射熱が貢献しています。 さて、古い民家の再生 可児市で着工しました。 最初の調査は今年の2月のバレンタインの日 大雪の降る日で現地は可児市で最も寒いところ たどり着けるか、着けても帰れるのか不安でしたが なんとか無事に終了(^_^) 仮設の浴室やトイレも設置が終わり 今週から本格的な解体工事に入っています。 建替えの場合は大型の重機で一挙に取り壊しですが 再生の場合は手作業が中心 機械はせいぜいチェーンソーですから 人力作業とかわりません。 解体していくとその家の改装の歴史も垣間見えます。 太い差し鴨居の上に梁があり、 更にその上に屋根を支える胴梁があります。 同じラインで屋根の荷重を支えているのですが その後の改装で差し鴨居がドアと取り付けるためカットされています。 手前の柱が上まで伸びていますが これは抱き合わせた柱で梁のラインの手前にあります。 よく見ると梁の上に束が無く 胴梁を支えていません。 胴梁単独で屋根を支えています。 梁と差し鴨居にも束がありませんが 改装の時に撤去されたようです。 8畳間の屋根はこれに直行する梁で支えられていましたが 北側で暗いため天窓を付けた時に切断されていました。 解体してみるといろんなことが分かります。 こちらでは 土壁を解体しています。 塗ってある土を丁寧に落とし その後組んである竹を取り外します。 どこかのテレビ番組のように 掛矢で叩いて壁を押し倒すようなことはしません。 今回はLDKと水廻り、加えて増築、耐震補強と盛り沢山です、 住みながらの工事になりますから 少し時間がかかります。 年内には完成予定ですので お楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 21時35分26秒
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