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カテゴリ:現場レポート
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 一日現場に出ていて大量の汗をかいたり その翌日には冷房の効いた部屋で缶詰になったり・・・ それでもビールが毎日美味しく飲めるのはありがたい限りです。 さて、上の写真は換気装置のフィルター 使用前に圧力損失の測定をします。 圧力損失が高いということは目詰まりしているということになりますから 使い始める前に確認しておきます。 一方、こちらは使用開始から2年半経った粟野の家のフィルター フィルターに色がついて随分汚れています。 汚れているということは目詰まりしている可能性が高い ということになりますが 目で見ただけでは客観的ではありませんし、説得力もありません。 新品の時と同じように圧力損失を測定し判断します。 このフィルターの面積は8m2 2セットありますから16m2のフィルターということになります。 それがなに? 一般の第一種の換気装置のフィルターはこんな具合 18cm角程度ですから0.0324m2 これが2枚ですから0.0648m2 フィルター掃除というと エアコンのフィルターを思い起こす方もいると思いますが こまめに掃除をしている人はおそらく10人に一人 自動で掃除をしてくれるエアコンも出てますが それこそ自発的に掃除をする人がいない証拠 大部分の方はシーズンに2.3回と言ったところでしょうか。 掃除をしないと電気代が上がると言われていても面倒なんですね。 換気装置のフィルターも同じく掃除が必要ですが フィルターの面積が大きければ掃除の頻度は少なくなります。 16m2と0.0648m2 おおよそ240倍 一日に1800m3程度の空気がこのフィルターを通っていきます。 エアコンのフィルターを通る空気より遥かに大量の空気です。 それを16m2で受け止めるのと0.0648m2で受け止めるのでは 詰り具合に大きな差が出ます。 虫や花粉、ほこりやガス状物質 これらがフィルターの目詰まりを起こします。 1種換気のフィルターは3か月に一度の清掃あるいは交換と メーカーはいいますが 状況によってはもっと頻繁に行う必要があります。 換気装置のフィルター 粟野の家では2年半使用してもまだ交換する必要はありませんでしたが 住んでいる地域によって異なります。 町中の幹線道路に近ければ比較的早くなりますし 田んぼの中の一軒家のような田舎暮らしのケースでは随分延びますから 結局、点検時に測定して確認する以外ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 16時31分54秒
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