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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2018年01月12日
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カテゴリ:断熱のこと
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は全国的に冷えていて
この冬一番の寒さというところも少なくないとか

美濃地方、
今朝の川辺町はマイナス5度を下回っています。



これくらい冷え込むと室内もかなり低くなります。
母屋は古い木造家屋ですから断熱材など入っていませんし、
ほんの一部にしかサッシは使ってありません、大半はガラス戸

そんな家の仏間の温度は2.4度


古く広い家なのでいたるところに温度計があります(^^)/
こちらは昔、食事をしていた板の間


2度を切っています・・・

母屋の事務所は


1度ちょっと。

これだけ室内が冷えていれば
ヒートショックが起こるのも頷けます。

国土交通省の推計では

4割が無断熱ですが
55年基準の家もほぼ同じくらいあります。
55年というと1980年の基準
今から37年も前の基準ですから
壁の断熱材も入っていたとしても5cm程度
しかも押し込んで隙間だらけで今のようにきちんとした施工ではありませんから
ただ入れてあるだけ、その断熱性にはほとんど期待できません。

このグラフを見ると
まだまだ寒い家に住んでいる人が数多くいることがわまります。
ただ、多くの方がそれが普通と思ってます。
炬燵やファンヒーターで採暖しているから
その部屋にいれば暖かくて不便はないからOKというわけです。

でもリビングにエアコンとファンヒーター、ダイニングキッチンにエアコン
子供室に各1台のエアコンあるいはファンヒーター、寒いので脱衣室に電気ストーブ
トイレにも電気ストーブ
こんな家も数多くあると思います。
もちろん暖房代は数に比例してそれなりの金額になります。

今更家を建て替えるわけにもいきませんから
これで我慢の生活ということになるのですが
断熱改修をすると相当な効果があります。

お子さんが独立してご夫婦二人であれば
普段の生活エリアはかなり狭くなりますから
家中を断熱する必要はありません。
普段の生活動線の中を断熱改修すれば費用も抑えられます。
このような断熱改修をエリア断熱、あるいはゾーン断熱と言います。

今の暖房方式は炬燵で手足を温める採暖ではなく
部屋中を暖める、あるいは家中を温めるという方式です。
それでいて暖房代を従来の半分あるいはそれ以下にします。

冬、家の中で寒さのストレスの無い生活というのを
日本人の多くは知りませんが
それが体にとっていかに負担が少なく、過ごしやすく、楽か
改修したお客様で簡単な言葉で言われた方がいました。
「ホテルに住んでるみたい」

断熱改修することの効果を事前に期待している人はあまりいません。
そんなことをしてもそんなに期待できないと多くの方が思っています。
寒い生活しかしてこなかったので想像できないというのが本当のところでしょう。
でも子供のころからマンション住まい、あるいは結婚後にマンションなどに住み
その後、戸建てという方は比較的断熱リフォームに抵抗が無いように感じます。
一度全室暖房の快適さを経験するとそれが懐かしいのかもしれません。






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Last updated  2018年03月21日 12時09分21秒
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