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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2018年10月10日
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​ ​品野町の家


おはようございます、​

紙太材木店の田原です。

涼しく、爽やかな朝の美濃地方です。
事務所のドアや窓を開けていると
少し肌寒く感じられるようになってきました。

さて、先日の新住協の総会
少し時間が経ってから再度資料を読み返したりしていると
それなりに気づきがあります。

鎌田先生の
国交省は未だに全室暖房を容認していない
と言うのもそれで
寒ければ炬燵に足を突っ込んでいればいいという認識だ
とバッサリ

民主的国家では利害関係者が多数いますから
制度の改正には時間がかかります。
現状のHeat20でさえ未だに個別暖房の設計を基準にしていますから
先生のように40年近く高断熱高気密の家の研究をされている方からすると
亀の歩みに見えてしまうのは仕方がありません。

住宅の省エネ性能について
Q値やUa値、C値など様々な数値がありますが
一般の方にとってはどれも今一つで馴染みがありません。
2020年の省エネ基準の義務化なんてのも迫ってきましたから
大手のハウスメーカーやパワービルダーでさえ
それに対応して様々な商品をだしてきています。
〇空調の家
家中心地よい、しかも経済的
なんて言葉があると、最近の家はどれも性能が良いんだと
思ってしまいます。

鎌田先生は講演の資料の中でこう述べられています。
住宅の省エネ性能を暖冷房エネルギーそのもので評価と表示を行っているのは
Q1.0住宅とパッシブハウスだけである。

つまり、全室暖冷房エネルギーで評価すべきでUa値で評価なんていうのはナンセンス
もっと簡単で、単純で誰でも分かり易い数値でなければ意味がないと言うわけです。

要約すると
住宅の省エネ性能は、
暖冷房エネルギーとその他の設備の消費エネルギーの合計で評価されるべき
そのうち、その他の設備のエネルギーは技術の進歩で変わっていくし
設備を更新するときも変わっていくから
住宅本来の、固有の性能は、結局暖冷房エネルギーが最も大事で
そこで評価されるべきである。

更に簡単に言うと
全室暖房、冷房した時
年間の暖房代、冷房代がいくらになるか
例えば
一冬、家中を20度で暖房
ひと夏、家中28度で冷房したら
いくらかかるの?

一般の住まい手の方にとって
Ua値がどれだけなんてそれは専門家の知っているべき数値、
それより暖冷房代がどれだけかかる家か、
のほうが大切。

一冬、家中22度で暖房するといくらかかる家か?
訳の分からない数値より
遥かに簡単で分かり易いと思いませんか?​​





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Last updated  2018年10月13日 08時46分58秒
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