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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2021年07月23日
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カテゴリ:室内環境と健康




おはようございます、
紙太材木店の田原です。

4連休中日の今日はオリンピックの開会式のようですが、
地場の工務店や設計事務所は
現場は動いてますし、打合せなどが入ります。
意識の大半はそちらでしょう。
私もオリンピックもそれほど意識してないですが、
それでもサッカーやソフトで日本が勝つと嬉しいものです。

池田町の家では床の防湿シートの施工が終わりました。
床下はホウ酸を塗布した後
一時、強制的に乾燥させましたが、
その後一挙に夏が来て乾燥が進みシートを貼ることができました。
このシートは床下が開放空間であることから防湿的には
不要とする設計者もいますが、
シートの役割は防湿だけではありません。
柱の周りや、壁際の漏気対策の意味もあります。

特に膝から下にある隙間からは
建物の上部から出ていく暖気を補うために、
冷気が入り込みます。
暖かい空気は上に上にと上昇し
天井近辺の隙間から漏気し
出ていった暖気と同じだけの冷気が入ってくるのは、
室内気圧の低い膝から下の床近辺の隙間。

古い日本家屋の家の畳の下には
ザラ板という板が敷いてあります。
並べて置いてあるだけですから、
隙間は沢山あります。
そこから冷たい風が畳と畳の間から吹きあがってくるのを
経験された方もいると思いますが、
対策は畳の下に新聞紙を敷くことでした。

もっと古い時代は幅が5センチほどの障子紙を、
板の隙間に糊で張り付けるなんてこともしてました。

現代でも理屈は同じ
隙間があれば寒いことになります。
いくらUa値を下げても隙間があれば、寒いのは同じ。
冷たい空気は暖かい空気に比べ重いですから、
いつまでもひざ下の空間に留まることになります。

省エネ等級が最高、
つまり、断熱等性能等級4であっても
隙間があればやっぱり寒いのは同じです。






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Last updated  2021年07月23日 06時56分01秒
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