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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2022年06月01日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は13度と冷えた美濃地方。
事務所のドアを開けたままにするには、まだ少し肌寒いです。

先日、羽島の家のFIXサッシのガラスを取り付けました。
ガラス1枚の重さは109キロ
大きさは幅1.6mX高さ1.8m
4人がかりでした。
しかも寝室や子供室のような普通の部屋のサッシではなく、
吹き抜けのサッシですから床がない・・・

もちろん、床が無ければ危なくて取り付けられませんから、
仮の床が吹き抜けには作ってあります。

高性能な家では
吹き抜けには様々な利点があります。
もちろん耐震性を計算したうえでのことです。

ただ、吹き抜けに設置された窓については、
設計者や住まい手の方の考えによって異なります。

吹き抜けの窓を閉開したければ
キャットウォークを作ればいいです。
これがあれば、
日射を遮るための
ブラインドやシェードの開け閉めもできます。
もちろんガラス拭きもできます。
紙太材木店でも住まい手の方と相談しながら
決めていきますから、家々によって異なります。

今回の吹き抜けのサッシはFIXサッシで
開け閉めはできません。
日射の調節は電動ブラインドで行います。

さて、このようなケースで問題になるのは
台風の時、何か飛んできてガラスに当たったらどうするの?

雨戸やシャッターで対応というケースが多いのですが、
FIXサッシでは雨戸の開け閉めができませんし、
シャッターは電動と言うことになってしまいます(コスト)

建物の外観上、雨戸やシャッターは付けたくない
あるいは付けるにしてもデザインを考えて欲しいという方も多くいます。

伊礼さんなどは
雨戸をしまう戸袋を木製にしたり壁の中に引き込んだりして、
雨戸自体を目立たせなくして、建物の外観を整えています。
伊礼さんや中村さんと言った意匠系の建築家が、
シャッターを付けた建物はおそらく無いかと思います。

雨戸やシャッターの設置目的は
台風時の飛来物対策と防犯です。

この二つの対策としては
防犯フィルムと防犯ガラスがあります。

以前、一条工務店のブログで有名なさすけさんが
シャッターと防犯フィルムを比較したブログ​を書いてましたが、
確率論と費用対効果から
自宅では防犯フィルムを取り付けています。
これから家を検討される一般の方が読んでも、とても参考になります。

サッシや窓ガラスには雨戸やシャッターが当たり前。
取り付けるものというある意味固定観念がありますが、
本当に必要なのか?

これからの家づくりでは
常識や普通を疑ってみる、立ち止まって見ることも大切です。
自分の家なのですから
人任せにせず、自分で考えましょう。

因みに、この羽島の家では2階の南面は
防犯ガラスを使ってます。
日射遮蔽はブラインドとシェードです。









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Last updated  2022年06月01日 08時34分56秒
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