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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
来年も開催予定の川辺町の花火大会。 まだ来られたことのない方は、 是非お越しください。 さて、先日プレカットの担当者と打合せをしました。 近隣の同業他社も含め、 前年より2割ほど稼働が落ちているとか。 大手HMの受注動向も期の累計では、 ヒノキヤグループ以外はマイナスとなっています。 最近、聞かなくなった言葉がローコスト住宅。 いろんな媒体でよく目にする言葉でしたが、 とんとお目にかかりません。 絶滅危惧種の言葉と言っていいかもしれません。 国の見ている方向を見れば 耐震性や省エネ性、その他の性能を従来より 上げていかなければなりません。 国交省もようやく重い腰をあげました。 2025年にはそれらが義務化され 2030年には更に基準が底上げされることが 分かっていますから、 今現在2030年に既存不適格となる 仕様や性能の住宅を建てるわけにはいきません。 自ずと、照準を2030年に合わせることになりますから、 従来のようなローコストでは対応に限界があります。 ある意味、これから家を建てる人には朗報です。 既にここ数年で建ててしまった人は 2030年の基準ってどんなん? 自分の家はその基準を越えているか? 余裕で越えているのか ぎりぎり越えているか はたまた、ぎりぎり越えていないか? 従来、国のつくる基準は最低基準でした。 業界はそれを目標基準にしてきました。 さすがにいつまでも そんなことはしてられないということで、 基準に段階を設けるようになりましたが それでも段階を付けた その最高レベルでさえ 実はそれほど高いものではないことが 情報社会の中ではすぐにバレてしまい、 修正を余儀なくされているのが現状です。 自分の住まいの性能を どのレベル、水準にするかは、 ご自分で納得いくまで調べるしかありません。 誰かが、HMや工務店が、 設計者が、 30代で家を建てるとして20年後、30年後を見据えた 住まいづくりが求められます。 それは新築だけに限る訳でなく、 中古住宅を購入しリノベーションをする時も同様です。 単なるお色直し、設備の交換だけして 新築にそっくりにするだけでは、 以前のローコスト住宅と変わりがありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年09月15日 07時36分54秒
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