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テーマ:結婚(620)
カテゴリ:***** 伝記 *****
文豪ゲーテは恋多き人。
生涯に、幾人もの恋人と出会います。 そんなゲーテが結婚したのは、16歳年下のクリスティアーネ。 長く辛い愛人生活の後のことでした。 ゲーテは高名な文豪にして、枢密顧問官。 一方のクリスティアーネは、教育を十分に受けられなかった造花工場で働く女性。 貴族社会の風は、そんな彼女に辛く当たります。 結婚に際して、既に妊娠していた彼女は犯罪者扱いをされ、郊外に追い出されます。 その間も、ゲーテは新しい愛人との交際を続けます。 ゲーテの全てを受け入れること。 それが彼女の宿命でした。 晩年、病気のゲーテを看病するクリスティアーネ。 しかし彼女の体調は、ゲーテ以上に悪かったのです。 結局、彼女は病に苦しみ、16年も早くゲーテより先立ちます。 彼女の最期の日々に、ゲーテは彼女を看取ろうとはしませんでした。 彼女の死に耐えられない。 それがゲーテの言い分でした。 ゲーテも来ない寝室で、彼女は長い病気の苦しみに、孤独にもがきます。 孤独から、強い痙攣の苦しみから開放された、彼女の直接の死因は尿毒症。 そして初めてゲーテは、友人に手紙を書きます。 「私の愛する人が、かわいい妻が、この日我々のもとを去った」 孤独な妻には、かけられなかった言葉です。 天才を愛することは、かくも残酷なことなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。天才って自分中心なんですね。でも 世の中の評価は 違うのよね。
(2007.02.20 07:03:50)
ゲーテの恋した人、愛した人は数知れず。
14歳で初恋の相手 グレートヒェンをはじめ アンナ・カトリーナ・シェーンコブフ(通称ケートヒェン) フリーデリーケ・ブリオン シャルロッテ・ブッフ リリー・シェーネマン シュタイン夫人 クリスティアーネ・ヴルピウス クリスティアーネ・ヘルツリーブ... ゲーテは恋愛遍歴で知られるが、ながく結婚しなかった。 しかし1806年に愛人であり子供もいたクリスティアーネ・ヴルピウスと結婚した。 そのきっかけとなったのが、ナポレオン軍の侵攻だった。 イェーナでの戦いに勝利したナポレオン軍がヴァイマルにまで迫ってきた時 兵士達がゲーテの家へ踏み込むという事態になった。 その際、兵士の前に立ちはだかり、身を挺してゲーテをかばったのが このクリスティアーネであった。 ゲーテはこの献身的な愛に心打たれ、ついに彼女と結婚した。 しかし... これ以降の話は、kopanda06さんのおっしゃる通り。 いくら優れた文豪であっても、私には、この仕打ちは 理解に苦しみます。 (2007.02.20 07:47:14)
何だか・・・今も昔も、偉人さんを愛することって、とても大変なことなのですね・・・(;。;)。
キリ番のお祝い、ありがとうございました!とっても嬉しかったですよ・・・(*^-^*)ノ これからも、仲良くしてくださいね・・・☆ (2007.02.20 07:51:49)
さまざまな遍歴をもとに「ファウスト」が生まれたかと思うと複雑です。
(2007.02.20 08:58:36)
天才は身勝手なのかも
(2007.02.20 09:48:45)
おはよぅござぃます。
いつもありがとうござぃます@^-^@ 数奇な1生ですね。 天才には孤独を愛する人が多いですものねー(‥= ) 私は盆栽、じゃなかった*ヮ*=凡才なのでこんな死に方はぃやですー^-^ KOPANDASANに笑顔で充実した1日でありますよぅo(@^-^@)o”☆= (2007.02.20 10:41:28)
ご訪問ありがとうございます。2月20日の誕生花です。
黄梅(おうばい)モクセイ科ジャスミヌム(オウバイ)属 中国では迎春花 花言葉は、恩恵・優美・期待・希望 恩恵の 希望期待は 持たずとも 慎ましやかに 優美に生きて (2007.02.20 12:33:12)
こんばんは。
文豪ゲーテ、この恋愛遍歴あっての文学と思います。 よく分かりませんが、この結婚のあとがファウストですか? 前にもコメントしたことがあると思いますが、女性には奉仕の精神があります。 無償の愛です。 ゲーテのすべてを受け入れた妻は見返りを求めなかったのではありませんか? 人間ですから見返りがあればもっと幸せだったことでしょう。 確かにゲーテは自己愛の方が強かったようですね。 友人への手紙の内容がどんな形にせよ伝わっている事を祈るばかりです。 (2007.02.20 18:54:46)
つぼんち16さん、こんばんは
>おはよう > >挨拶に立ち寄りました > >レス遅れました > >プロレスの日は力道山とシャープ兄弟の国際試合があった日です プロレスの日の謂れはその試合ですか。 ありがとうございました。 (2007.02.20 21:07:40)
白い花7571さん、こんばんは
>おはようございます。天才って自分中心なんですね。でも 世の中の評価は 違うのよね。 ゲーテの遍歴は皆が知るところでしたからね。 それもゲーテの魅力という人もいます。 (2007.02.20 21:08:57)
★野いちご★さん、こんばんは
>ゲーテの恋した人、愛した人は数知れず。 >14歳で初恋の相手 グレートヒェンをはじめ >アンナ・カトリーナ・シェーンコブフ(通称ケートヒェン) >フリーデリーケ・ブリオン >シャルロッテ・ブッフ >リリー・シェーネマン >シュタイン夫人 >クリスティアーネ・ヴルピウス >クリスティアーネ・ヘルツリーブ... あらためて並べると多いですね。 彼の創作意欲の源ではあったのでしょうが。 >ゲーテは恋愛遍歴で知られるが、ながく結婚しなかった。 >しかし1806年に愛人であり子供もいたクリスティアーネ・ヴルピウスと結婚した。 >そのきっかけとなったのが、ナポレオン軍の侵攻だった。 >イェーナでの戦いに勝利したナポレオン軍がヴァイマルにまで迫ってきた時 >兵士達がゲーテの家へ踏み込むという事態になった。 >その際、兵士の前に立ちはだかり、身を挺してゲーテをかばったのが >このクリスティアーネであった。 >ゲーテはこの献身的な愛に心打たれ、ついに彼女と結婚した。 >しかし... >これ以降の話は、kopanda06さんのおっしゃる通り。 >いくら優れた文豪であっても、私には、この仕打ちは 理解に苦しみます。 ナポレオン軍の兵士2名を追い返したのは有名ですね。 彼女の良いところが現れた出来事でした。 晩年は哀れな彼女です。 自分の体を犠牲にしてゲーテを看病した様です。 いくら死を看取るのが辛くても、この様な仕打ちはないですよね。 (2007.02.20 21:12:57)
しいな☆pinkroseさん、こんばんは
>何だか・・・今も昔も、偉人さんを愛することって、とても大変なことなのですね・・・(;。;)。 > >キリ番のお祝い、ありがとうございました!とっても嬉しかったですよ・・・(*^-^*)ノ >これからも、仲良くしてくださいね・・・☆ これからもよろしくお願いします。 ところで確認できませんでしたが、しいな☆pinkroseさんとSIR JAPANさんのコメント記入あたりで、当ブログも2万ヒットを迎えたようです。 ほぼ同じ日に、同じ2万ヒットとなりましたね。 (2007.02.20 21:15:12)
SIR JAPANさん、こんばんは
>さまざまな遍歴をもとに「ファウスト」が生まれたかと思うと複雑です。 ファウスト。ゲーテのライフワークですが、創作には犠牲になった人も多いようです。 (2007.02.20 21:16:43)
tougei1013さん、こんばんは
>天才は身勝手なのかも 非凡であること、それが天才の証とすると、言われる様な面があっても不自然ではなさそうです。 (2007.02.20 21:17:58)
北 猫さん、こんばんは
>ぶっちゃんは毎日通ってきます >エッちゃん散歩が早すぎました >ようやく春らしくなって着ました あいわらずのブッチャンですね。 エッちゃん、寒すぎましたね。 雪も減っているご様子。もう少しですね。 (2007.02.20 21:19:11)
青空ちゃん。さん、こんばんは
>おはよぅござぃます。 >いつもありがとうござぃます@^-^@ >数奇な1生ですね。 >天才には孤独を愛する人が多いですものねー(‥= ) >私は盆栽、じゃなかった*ヮ*=凡才なのでこんな死に方はぃやですー^-^ >KOPANDASANに笑顔で充実した1日でありますよぅo(@^-^@)o”☆= 愛人の多さから見ると、ゲーテは孤独を愛したのかどうかという感じです。 女性関係も非凡です。 そうですね。盆栽を楽しんで、ではなく、平穏に楽しくすごしたいですね。 (2007.02.20 21:21:15)
吹雪深雪さん、こんばんは
>ご訪問ありがとうございます。2月20日の誕生花です。 > >黄梅(おうばい)モクセイ科ジャスミヌム(オウバイ)属 >中国では迎春花 > >花言葉は、恩恵・優美・期待・希望 > >恩恵の 希望期待は 持たずとも 慎ましやかに 優美に生きて 中国では迎春花というのですか。 春を感じる草花が続きますね。 (2007.02.20 21:22:40)
レオ0503さん、こんばんは
>こんばんは。 > >文豪ゲーテ、この恋愛遍歴あっての文学と思います。 >よく分かりませんが、この結婚のあとがファウストですか? ファウストの年代を確認しました。 ファウストの構想は前からあり、シラーに執筆を促されて書き始めていました。 出版は結婚と同じ1806年となります。 もっともクリスティアーネとの交際は婚前も長かったので、結婚の年はあまり意味を持たないように思います。 >前にもコメントしたことがあると思いますが、女性には奉仕の精神があります。 >無償の愛です。 >ゲーテのすべてを受け入れた妻は見返りを求めなかったのではありませんか? >人間ですから見返りがあればもっと幸せだったことでしょう。 >確かにゲーテは自己愛の方が強かったようですね。 >友人への手紙の内容がどんな形にせよ伝わっている事を祈るばかりです。 自分が病気でもゲーテを看病したことを見ると、まさにレオ0503さんの言われる奉仕の精神でしょう。 身分違いの結婚は彼女も理解していたでしょうし、あまり上手くない方法ですが、ゲーテが彼女を周囲の批判から守ろうとしていたのも確かです。 ゲーテがクリスティアーネを愛していたこと。 これはまぎれもない事実です。 (2007.02.20 21:31:55)
天才を愛してしまったゆえの苦しみと悲劇。
普通の人を愛すればこんな不幸にはならなかったかもしれないのに・・・・かわいそう~~ この世は愛する人でさえ、選べないものでしょうか? (2007.02.20 22:01:52)
ひめようこさん、こんばんは
>天才を愛してしまったゆえの苦しみと悲劇。 >普通の人を愛すればこんな不幸にはならなかったかもしれないのに・・・・かわいそう~~ >この世は愛する人でさえ、選べないものでしょうか? クリスティアーネは自らイバラの道を選択したのでしょうね。 こんな男にどうして、という選択をする人は多くいます。 天才を愛する女性も、また非凡なのでしょう。 (2007.02.20 22:39:37)
おめでとう・・・、kopandaさん・・・(*^0^*)ノ
かなり偶然ですね・・・同じ時期に、20000アクセス達成だなんて・・・!! それも、もしかして・・・私がキリ番を・・・?? だとしたら、もう本当に嬉しいですよ・・・(*^-^*)。 これからも、kopandaさんの日記、楽しみにしていますよ・・・♪ (2007.02.20 22:45:42)
文豪ゲーテは恋多き人。生涯に、幾人もの恋人と出会います。
天才を愛することは、かくも残酷なことなのです。 ------------- こんばんは。 ゲーテの様に恋多き男を恋した女性は、不幸を身をもって体験するから早く諦めなければ、全ての不幸を背負ってしまうので、女性は考えなければならないですね。 (2007.02.20 23:12:39)
哀しい顛末ですね
逆風にもかかわらずそんなにかたくなに一人の人を愛せる女性って哀しいけど苦しいけどステキです (2007.02.20 23:30:44)
「彼女の死に耐えられない」だとぉ???あー!?
と、一瞬まちゃまちゃさんに変身しかけました。 それにしても繊細な方だったのでしょうね。きっと。詩人だったゆえの事でしょうか。 自分がクリスティアーネの立場だったら・・ 間違いなく卓袱台返しして三行半でーす。うふふ。 いや、嘘です、間違いなく無償の愛で献身的に・・ ・・ドラえもん、アレ貸して、アレ。 また後でとんかちだけは返すから・・こそこそ。 (2007.02.21 00:22:11)
しいな☆pinkroseさん、こんばんは
>おめでとう・・・、kopandaさん・・・(*^0^*)ノ > >かなり偶然ですね・・・同じ時期に、20000アクセス達成だなんて・・・!! >それも、もしかして・・・私がキリ番を・・・?? > >だとしたら、もう本当に嬉しいですよ・・・(*^-^*)。 > >これからも、kopandaさんの日記、楽しみにしていますよ・・・♪ ありがとうございます。 偶然はありますね。2万アクセスとキリ番と。 これからもよろしくお願いします。 (2007.02.21 20:47:00)
モルモット2343さん、こんばんは
>文豪ゲーテは恋多き人。生涯に、幾人もの恋人と出会います。 >天才を愛することは、かくも残酷なことなのです。 >------------- >こんばんは。 > >ゲーテの様に恋多き男を恋した女性は、不幸を身をもって体験するから早く諦めなければ、全ての不幸を背負ってしまうので、女性は考えなければならないですね。 本人が納得づくなら良いのでしょうが・・・ 男性も同じ様なパターンは考えられますね。 難しいものです。 (2007.02.21 20:48:52)
norly.netさん、こんばんは
>哀しい顛末ですね >逆風にもかかわらずそんなにかたくなに一人の人を愛せる女性って哀しいけど苦しいけどステキです クリスティアーネは素敵な女性だったのでしょうね。 ゲーテももう少し形を変えて表現できれば。 (2007.02.21 20:51:19)
AKF11さん、こんばんは
> オコタで丸くならず 雪だるまとは元気な猫ちゃんですね 思わずニヤけてしまいました > >° Д。°。 > \(‥)/。 > ( ) > ⌒⌒⌒⌒⌒ 最近のねこさんは雪ごときではへこたれないことでしょう。 もっとも、雪自体が減りましたが。 (2007.02.21 20:52:28)
だいふく007さん、こんばんは
>「彼女の死に耐えられない」だとぉ???あー!? >と、一瞬まちゃまちゃさんに変身しかけました。 まぁ、落ち着いてください。 >それにしても繊細な方だったのでしょうね。きっと。詩人だったゆえの事でしょうか。 >自分がクリスティアーネの立場だったら・・ >間違いなく卓袱台返しして三行半でーす。うふふ。 やはりそうですか。 でもゲーテは社交界のエリートですよ。 >いや、嘘です、間違いなく無償の愛で献身的に・・ 今更つくろっても・・・ >・・ドラえもん、アレ貸して、アレ。 >また後でとんかちだけは返すから・・こそこそ。 あっ、ごめんなさい。分かりません。 本当に分かりません。ん~。 (2007.02.21 20:55:56)
英雄色を好むという言葉がありますが、英雄は芸術家も含みますね。恋多きがゆえにいい作品が生まれると思うとちょっと心は複雑ですが、日本にも、芸のためなら女房も泣かす~♪という「浪花恋しぐれ」、都はるみさんと岡千秋さんのヒット曲があったり、子供の頃は理解できなかったのですが、今はそういう世界もあるのだと、あまり批判的にみなくなりました。
この人を選ぶと不幸になるとわかっていても選ぶ恋愛がある、そこが不思議なところです。運命でしょうか? (2007.02.25 00:21:34)
heren’sさん、こんにちは
>英雄色を好むという言葉がありますが、英雄は芸術家も含みますね。恋多きがゆえにいい作品が生まれると思うとちょっと心は複雑ですが、日本にも、芸のためなら女房も泣かす~♪という「浪花恋しぐれ」、都はるみさんと岡千秋さんのヒット曲があったり、子供の頃は理解できなかったのですが、今はそういう世界もあるのだと、あまり批判的にみなくなりました。 返事遅れましてすみません。 心の広いコメントですね。クリスティアーネに対抗できそうです。 ゲーテと付き合うにはかなりの心の広さ、あるいは忍耐が必要ですね。 >この人を選ぶと不幸になるとわかっていても選ぶ恋愛がある、そこが不思議なところです。運命でしょうか? 運命でもあり、その人の人生でもありますね。 何がその人にとって幸せかは、他人には分かりづらいものでしょうから。 (2007.02.25 16:58:43) |