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テーマ:動物好きさん集まれ~(968)
カテゴリ:***** 生物 *****
魚はとても多くの卵を産みます。
しかしその大半は、成魚にはなりません。 多くが他の魚に食べられるなどしてしまうから。 まるで他の魚に食べられるために卵を産むかのようです。 この「ムダ」はなぜあるのでしょう。 卵を守らない魚は、非常に多くの卵を産みます。 これを「r戦略」と呼びます。 一方で、鳥類や哺乳類のように少数の子供を育てる戦略は「K戦略」と呼ばれます。 どちらの戦略が良いかは分かりません。 しかしr戦略を取る魚たちは、この「ムダ」がなくては滅んでしまうのです。 私たちのK戦略にも、弱点があります。 それは環境変化に適応する必要性。 例えば10個の卵を産む能力がある鳥がいます。 しかし、実際は5個しか産みません。 それは6個以上産むと、餌の不足で親も滅んでしまうから。 そして環境が悪い地域では、その鳥は4個の卵しか産みません。 環境にあわせて進化しているのです。 地球環境が急激に悪化する今日。 私たち人類は少子化の傾向にあります。 これはK戦略を取る私たち人類の、 環境に適応した「進化」なのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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