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夏は落雷が怖い季節でもあります。
特に巨大な雷、超電光が落ちたとしたら。 通常、雷は雲の下層で発生します。 そのために、落雷の距離は地上との距離は1㎞程度です。 それに対して、超電光は雲の上部で発生します。 その落雷の距離は10㎞。 この距離を落ちる超電光は、通常の雷の100倍も高いエネルギーを持ちます。 1838年、イギリスの軍艦ロドニーに超電光が落ちました。 重さ360㎏fの巨大なマストは一瞬で砕け散り、木くずと成り果てました。 1959年9月、イリノイ州リーランドにも超電光が落ちました。 その結果、トウモロコシ畑に直径4mの大きな穴が開きました。 1974年4月、アメリカの監視衛星ヴェラは核実験を検知しました。 場所はニューファンドランド島沖のベル島。 しかしそれは、超電光の落雷を核爆発と誤検知したものでした。 超電光の落雷は、通常の落雷の100万分の1と言います。 その頻度は高くはありません。 しかし異常気象の昨今は、想定外も恐れなくてはなりません。 以前、私は運転中の車に落雷し、それでも車内の私は無傷でした。 しかし超電光なら、助からなかったかもしれません。 大雨、台風、猛暑の夏。 それに加えて、落雷の脅威もお忘れなきように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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