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テーマ:家を建てたい!(9739)
カテゴリ:***** 文化 *****
新築中の家の傍を通りかかりました。
建築現場からは、大工が使うネイルガンの音が聞えてきます。 以前の釘打ちは、金槌を使うのが常識でした。 連日の釘打ちは過酷で、慣れた大工ですら金槌を持てなくなるほど疲れました。 そのため、当時の大工は握力が強い人が多くいました。 今では空圧で釘を打つ、ネイルガンを使うようになりました。 建築現場では、プシュプシュというネイルガンの音が響きます。 のこぎりも変わりました。 昔の大工は、高価なのこぎりを使っていました。 そして、のこぎりの刃を直す”目立て”は重要で、大工が自ら目立てのウデを競いました。 それが、いつしか替え刃式ののこぎり、ゼットソーなどを使うようになりました。 刃は使い捨てなので、目立ても必要ありません。 さらに今では、材木を切る必要もほとんどありません。 あらかじめ企業で切断された建材”プレカット”を購入して使うようになったから。 そのため、のこぎりや鉋の出番は、ほとんどなくなりました。 変わる大工仕事。 そこでは失われる技能も多くあります。 金槌の釘打ち音が聞こえない建築現場。 もう聞えないあの音が、なつかしくてなりません。 **** 「楽天商品 注意事項”幼猫には与えないこと”とはどういう意味?」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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