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カテゴリ:旅行・ドライブ
永井隆博士の如己堂を後に、電車の一日乗車券を使って大橋電停から電車に乗り、長崎駅前で乗り換えて大波止電停で降りてオランダ坂に向かう。 長崎に3年間住んだこともあり、その後も数え切れないほど長崎を訪ねるがオランダ坂に行ったのは50年くらい前のことだっと思う。そういうこともあって今回は訪問地の大きな目標の一つであった。 上の写真の場所に立つとここでも昔のことなど思い出して、感無量だ。 何気なく坂の下を振り返ると何やらオランダ風? の洋装の美人が坂を登ってくるところだった。 京都あたりで着物に着替えて散策する姿はテレビなどでお馴染みだが、ここ長崎でもこういう着替えての散策などが流行しているのか、この日は他でも2組くらい出会った。 長崎のこのような場所にマッチしていいものだ。 居留地時代に建設された多くの私学に関する歴史的資料を展示している国指定重要文化財だという。 ラッセル記念館とも言うが、名門・活水学院創始者エリザベス・ラッセル女史が創始した女学校で、現在は中学、高校、短大、大学がある。 1868年に建設されたもので東山手地区では現存する最古の遺構であり、外国人居留地を代表する洋風建築である。1941年に学校法人活水学院に譲渡され教室として使われていたが、1976年長崎市に寄贈され、2005年に「旧居留地私学歴史資料館」としてオープンした。 明治中期に建てられたブルーの洋館。 昭和初期から中期にかけてフランス代理領事アンドレ・ブクリ氏が住んでいた外国人居留地の代表的な建物である。木造2階建て寄せ棟造りで2007年には国登録有形文化財にしていされて、CMのロケ地としても知られる。 朝から浦上地区をさるき続けて、疲れていた私はここで一息入れようとここの喫茶店に入った。 親切なおばさんがいて、いりおいろ話しかけてきたので、その昔、私も長崎に住んでいたことな話すことだった。カステラセットを注文し、カステラに冷たいクリームを挟んだ珍しいものとコーヒーで一息ついた。 世にも名高い「活水女子大学」。 東山手洋風住宅群の下に孔子廟がある。 洋風建築群の一角 海星学園は中・高の私立一貫校であり、フランス系カトリックのマリア会が運営する。 ミッションスクールであり、2022年に創立130周年を迎えた歴史のある学園である。 海星高校のことで私が一番記憶に残っているのは私が長崎在住の1976年の代58回夏の高校野球甲子園大会での活躍である。ピッチャー酒井圭一を擁する海星高校が甲子園で大活躍してベスト4になったが、準決勝戦でPL学園に惜しくも2対3で破れた。当時酒井投手はネッシーになぞらえて「サッシー」と呼ばれて大ブームを引き起こした。私が営業でお得意先をまわってもサッシーの話で持ちきりだった。長崎の街中がその話題で沸騰し、テレビ観戦のため有給休暇をとったお客さんもいた。 その年のドラフト会議で酒井投手は鳴り物入りでヤクルトに入団したが、残念ながらプロ野球での活躍は華々しくはなくて、むしろチームメイトで阪神タイガースに入団したセカンドの平田勝男の方が大活躍したようだ。平田は現在は阪神の2軍監督をつとめている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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