|
カテゴリ:トルコの手工芸
最近よく行っているところがココ。 偶然が偶然を呼び、縁があってなぜか通っています。 山の上の民家。 そこに機織りのおじいさん。 今年84歳。 8歳のときから機織りをしているそうだ。 もう年をとったから家で織っているが、昔は夏はぶどう畑で地面を掘って機を立て、冬は自宅でカタンコトン。 最初に会ったときは、声をかけても返事もなく、無愛想な人だと思っていたら、織りの段数を数えている最中だった。 混乱させてしまった。 話かけて申し訳なかった。 手を止めたあと「ホシュゲルディン」と言ったときの笑顔がとっても素敵だった。 イーネオヤツアーで短時間だが、立ち寄るブルダンの光景。 ここでは主にぺシテマルと呼ばれるハマムの布が織られている。 と言ってもハマムで使われているチェック柄などのお土産もの屋で売られているような簡単なものではなく、見ただけでその素材や品質の良さがわかるほど。 コットン、麻、竹素材。 品質の良いものが作られ、パリのショッピングセンターでは180ユーロで売られているのを、最近パリに行った日本人の友人に聞いた。 もちろん地元ではそんな価格ではないが、それぐらいで売られていてもおかしくないと納得できる質。 伝統的な話をすれば、養蚕が行われていて、シルク手織物が有名な土地。 独特な柄と色の、古いペシテマルも、まだ見られる。 イーネオヤツアーのQ&A。 両替は日本円から直接トルコリラに両替するのがお得。 ただし、地方では日本円を両替できる銀行がない場合があるので、とりあえずの分はイスタンブールの空港にある銀行で両替した方がよい。 レートも悪くないという話。 あとは小額紙幣でドルやユーロがあれば、そのまま使える場合が多い。ただしおつりはトルコリラで返ってくる。 各地でのお買い物はパザールなどのように、トルコリラしか支払えないところもあるが、イ―ネオヤ団体の販売会ではカード支払が可能なように手配中。 各地で購入可能なものは、ナウルハンでは人工シルクイ―ネオヤアクセサリー各種、現代もの、オールドのイーネオヤスカーフ、人工シルク糸、シルク糸などの手芸材料など。 ブルダンではコットン、麻、竹、シルクの手織り布。 オデミシュではオデミシュとアイドゥンのオールドイ―ネオヤスカーフ、オデミシュの新作イ―ネオヤスカーフ、イーネダンテル、トゥーダンテル、トゥーオヤやメキッキのブレード、アクセサリー製作用の単体オヤ、祈祷用スカーフの古いイーネオヤ、本物シルクイ―ネオヤアクセサリー各種、アンティークのテルクルマ、ヤールック、メンデル、ボフチャ、民族衣装、シルク糸などの手芸材料。 今までイーネオヤ関連商品のお買いものしてきた人でも、トルコ人向けの地元価格なのでその安さと種類の豊富さに驚いてしまうと思うけど、購入したいものをある程度頭の中でまとめてこられることをおすすめする。もちろん1点もの、稀少なものもあるので計画通りにはいかないと思うけど・・・・・。 交流会ではたくさんの女性に参加してもらえる予定。 一緒にイ―ネオヤを作る時間や、質問の時間、お茶の時間もあり、イ―ネオヤを製作する人は自分の作品を持参して現地の女性たちに見せたりするのもいいと思う。 他にも何かありましたら、お返事させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。 にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 21, 2012 05:29:23 AM
[トルコの手工芸] カテゴリの最新記事
|