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カテゴリ:トルコ国内出張
こうして朝5時からお昼近くまで集められたダマスクローズは、畑ごとに重量を量り集荷。 そしてそれぞれ契約している蒸留所へ持ち込まれる。 蒸留所はウスパルタだけでもかなりの数があるが、自社ブランドを持っているところは数えるほどしかない。 だから蒸留所と言っても多くは下請けで、抽出されたオイルは独占契約している海外の企業へ直接運ばれるか、ウスパルタの大手バラ関連企業(と言えばお分かりですね)に集められ、そこでミックスされる。 海外から、ローズオイル、ローズウォ―ターを購入しようと思うと、もちろん大手にお話しされるのが簡単であるが、もちろん各蒸留所に直で交渉することも可能である。 ローズオイルの価格に関しては「バラ相場」というのがあって、毎年、組合により取引統一価格が決められる。 ところでローズオイル1kgを抽出するのに、どれぐらいのバラが必要だかご存じだろうか。 蒸留所のオーナーの話では 3500~4000kg という話。 稀少で高価なわけである。 この蒸留所では年間(と言っても1か月間での収穫で)約100kgのオイルを生産する。 その半分がオーガニックで、残りはオーガニックでないもの。 ということはここだけでバラは400トン使われているってこと。 その400トンから取れるローズウォ―ターは約5~8トン。 バラ畑で毎朝、バラ摘みが行われているわけだが、午後になっても摘まれず放置されたままの畑もあった。 オーナーが不在か、人手不足で摘む人がいない畑ということである。 私もバラ畑欲しいなあ・・・と思ったけど、人手がないというのも困ったなあ・・・と。 にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 21, 2013 09:50:20 PM
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