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カテゴリ:トルコの文化・風習
日本で開店祝花というと、贈り主の名前が入った生花や造花のスタンドだったり、パチンコ屋の新装開店でよく見かける造花の花輪だったり・・・・・。 トルコでもこれに似たものがある。 「セペット」と言う。 セペットは花業界で使われている名称で、一般的には「チェリンキ」と言った方がわかりやすいだろう。 週末、お友達のお店のオープンセレモニーがあった。 色とりどりの風船を飾り付け、立食タイプのお料理やお菓子、飲み物を用意し、お客さんを招待し、お店の宣伝をするのである。 その開店祝いに何を贈ろうかと考えたのだけど、これが一番華やかでいいかなと思い、チェリンキを贈ることにした。 どこで頼むかと言うとお花屋さんである。 花輪に似ているが、生花を使う。 トルコのお花屋さんは造花を扱う割合が高いのに、1日限りの使い捨ての花輪に生花を使用する。 まずは骨組み作り。 木材を組んで、ブーケに使うシワシワの色紙を貼り付け、花を差し込む部分に発砲スチロールを付ける。 これに葉や花を組み合わせて生花の花輪を作るのである。 季節により使われるお花は変わるが、今回はお友達の好きな(だったと覚えているのだけど・・・)ガーベラで。 緑の葉で土台を埋め、そこに茎を短く切ったガーベラの花に木の串を刺して、発泡スチロールに配置する。 さらに印刷屋さんで用意してもらった名前の札を斜めにかけてできあがり。 結構たくさんのお花を使うのである。 でも茎はカットしているので、生花のスタンドと違って活け替えるわけにもいかず、使い終わったら廃棄するだけでもったいない気はするのだけどね。 セレモニーが始まる1~2時間前に取り付けに来て、その日の夕方に回収に来る。 トルコの生花の花輪風、祝花のお話。 にほんブログ村 手芸(その他・全般) ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 16, 2014 04:30:59 AM
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