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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 22, 2016
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古いタウシャンルって言われたってねえ・・・・。
↓ これがタウシャンルの古いイーネオヤスカーフの一例です。



1950-60年代に作られたシルク糸のイーネオヤで、大きなオヤは銅線を使って立体的に作られています。
スカーフの色に合わせたイーネオヤがついていますが、全体的に渋めの色で統一されています。
ピンクやグリーンも抑えめの色なのが特徴です。

タウシャンルでは現在は人工シルク糸が主流ではありますが、いまだに本物のシルク糸を自分で撚って作っている女性たちもいます。
でもそのシルク糸は昔々ブルサで手に入れたものが手元に残っていたら・・・・の話で、そろそろ糸がなくなって今後どうしたらいいの?? なんて言っていたのが今年の夏。
業者さんから既存のイブリシム、撚り済みのシルク糸を使ってもらおうという話も出ていたのですが、私は彼女たちが使っているシルク糸を知っていますので、断固反対しました。
「昔と同じシルク糸のタイプじゃないと作るものが別になっちゃうよ・・・」。
せっかく昔同様の技術が残っているのですから、材料で手を抜くなんてもったいない・・・。

それからブルサの唯一のシルク職人さんが彼女たちが持っていた古い糸を見本に、試行錯誤を繰り返し、やっとできあがった糸の第1弾がタウシャンルの女性たちに届けられたばかり・・・・。
今日、聞いたところによるとばっちり使えているそうです。

タウシャンルの女性たちのために作られたので、まずは彼女たちに届けられ、その在庫がこちら。これで全部です。全部かっさらってきましたので、他にはなく、次回また女性たちからオーダーがあったらまとめて作るそうです。




今回は白が終わってしまって、画像の色のみになりますが、紹介も兼ねてですので、その分お安くご提供させていただきます。
こちらも一期一会、在庫限り、またショップにUPしてくださいとか、追加したいですとかは、同じ値段では「なし」なのでご了承ください。

ブルサの古いシルクのイーネオヤもこのタイプの糸で作られています。
極細糸で細かいイーネオヤを作るのに適しているってことですね。
もちろん昔のタイプですから撚ってません。
自分で手で撚りよりしてお使いください。
ちなみにタウシャンルの女性たちはこの糸を2本よりで使っているそうです。
ご自分の好みで3本でも1本でもお使いいただけます。

今のところタウシャンルの女性たちが使いよいようにと、昔と同じ形態にこだわったため、5g前後の綛での販売です。
約210mあるそうです。
来週以降、サイトに出しますので気になる方はチェックしてくださいね。

虎の穴修行、残り僅かになりました。
作業のピークは越えて、でも疲れはピークかな。
毎日、ホテルに戻るとそのままバッタリ。
考えられないぐらい早寝です。
ラストスパート、頑張れ私・・・。


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Last updated  December 22, 2016 03:31:55 AM
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