1226113 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

mihri-kilim

mihri-kilim

Calendar

Category

Recent Posts

Keyword Search

▼キーワード検索

August 20, 2017
XML
タウシャンルにある村にマンダの群れを見に行きました。
マンダってナンダ? って思っている方も多いと思いますが、「水牛」のことです。

もともとカイマク(クロテッドクリーム)はマンダの乳からとったし、トルコの伝統影絵芝居「カラギョズ」に使われている皮革も今は牛だけど、本来は水牛の革だし。
遊牧民の特殊な革靴があるのだけど、あれも昔は水牛を使っていた。
以前と比較すると水牛の飼育が減って、水牛も数が減っているから、トルコ国内でマンダを見る機会も少ないと思う。



オヤと直接関係ないのだけどね。

でも、この村では「マンダ」に関連したイーネオヤのモチーフ名があったり。
マンダのおかげで経済的に豊かだったり。
翌日はこの村の民家で1日イーネオヤ講習があるので下見も兼ねて。

朝8時頃に各家からマンダたちが外に出されます。
牛飼いたちが何百頭というマンダたちを引き連れて、バタックルックと呼ばれる泥沼地まで移動します。
夕方17~18時頃になると、バタックルックから村に戻ってきて、それぞれに自分の家を見つけて中に入っていくのです。

事前に下見やら撮影やら、村の人たちから時間の確認も取っていたので、その時間に合わせて村へ行き、マンダの出待ち~!?



バタックルックの向こうからマンダの集団の姿が・・・・。
でも隣村のマンダで、牛飼いの女性に「こっちの村のマンダたちは、いつ帰ってくるの~!?」と尋ねると、そろそろそっちの丘の方から戻ってくるはず、との返事。

で、バスで移動してマンダ待ち。
ところが30分待ってもやってこない・・・・・。
オヤツアーなのに、マンダにこんなに時間を費やしてもいいのか・・・・と思っていたところに、正面の遠くからマンダたちの姿が見えた。

女牛飼いの情報とは異なったけど、マンダたちのご帰還である。



みんなでバスを降りて、マンダたちが家路を歩く姿を撮っていると、それをスマホで撮っている村の青年。
新聞記者に電話をかけて「中国人たちがバスに乗ってマンダ見に来て写真撮っているぞ~! 早く来て取材しろー」と叫んでいる。



マンダは大きい。
見知らぬ集団(私たちのこと)を見て、足が止まる。
突進されたら怖いなあ・・・と思ったけど、マンダにとっては平たい顔族の方がよほど怖かったのか、家の中に入れないでうろうろしたり、逃げ出したり、近くまで来て興味深々で見続ける仔水牛もいたり。

マンダの乳は栄養価が高く、高価でもある。
その乳で作られたアイスクリーム。



またカイマクを使った村特有のスイーツ。



最初はマンダの出待ちに疲れた参加者も。
マンダの集団の出現を想像以上に楽しんでくれたようです。
(興奮していたのは私だけではないはず・・・・)

マンダ見学にお付き合いくださり、ありがとうございました。


「マンダを見に、日本人がやって来た~!」



こうしてマンダの旅は続く・・・・・!?
(・・・オヤの旅です)
-------------------------------
ミフリのショッピングサイトはコチラ↓

20151106_b7d37a_Fotor.jpg
ミフリ&アクチェ

にほんブログ村 ハンドメイドブログ トルコ手芸・オヤ・キリムへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ
にほんブログ村


その他・全般ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 20, 2017 12:00:27 AM



© Rakuten Group, Inc.