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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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October 10, 2022
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タルハラは現在の名前をダルカレ村と言う。
一般的にはタルハラ村として知られている。



ペルガモン王国時代の紀元前2世紀頃に、キャラバン隊の行き来を見守る見張り塔のある岩山の裾野に人が暮し始めたのがきっかけで作られた村。
ソマ市の最も古い村として知られる。




なるほど村の全景を見ると、その意味がわかる。

この村出身のイーネオヤの先生の話によると、2000年の人口は約200人であるが、多くの人が町に移り住んでしまったため、夏だけ別荘として使われたり、子孫が家の様子を時々見に来るだけになってしまっているようだ。

そのせいか、下は石作りで上は木造の古い家屋が残り、とても風情がある。
村に3つのモスクがある。
1つ目はひとつ前のブログで紹介したウルプナルジャミー。
2つ目はオルタジャミー。パッと見はモスクであることがわからない造りである。



3つ目はミナレリジャミー。
実際に使われているのはウルプナルジャミーで、オルタジャミーは崩壊の危険があるため立ち入り禁止になっていた。



村は山頂に向かって急な坂道が続く。
直線で行く道もあるけれど、急過ぎて慣れていないと上るのが困難なほど。
よく夢に出てくるようなほぼ垂直の壁に似ている。



少し遠回りをしながら、私たちでも上れる坂を選んで目的のお家に向かった。



1つ目のお家には年配の女性が一人で暮らしていた。



その昔はイーネオヤの作り手の一人であったが、今は目が見難くなったため作ることはないと言う。手持ちのオヤスカーフも普段使いのものが1枚だけであった。

さらに山頂に向かう。



そのお家で待っていてくれたのは、家の持ち主である女性の娘さん夫婦。
普段は町に暮らしているが、お願いして村に来てもらっていた。



古いタルハラのイーネオヤを見ることができるという話であった。

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Last updated  October 10, 2022 10:04:18 PM



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