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カテゴリ:民亊法務
日本には正式には事務弁護士と称する制度はない。
イギリスは法廷弁護士(バリシター)と事務弁護士(ソリシター)に分かれている。(最近はソリシターも法廷に立てるようになったらしいが。。。) 日本の弁護士は法廷弁護士と事務弁護士を兼ねている。 明治の初め、バリシターをイメージし代言人(現弁護士)、ソリシターをイメージし代書人(現行政書士・司法書士)制度をつくったようである。 後者、つまり行政書士は許認可のみ、司法書士は登記のみの方も多い。そちらに特化した方が行政書士・司法書士の独占業務なので一般的には儲かる。 行政書士・司法書士でも民亊法務・個人法務をかなり受任している方もいる。 当事務所もその一つである。弁護士に頼むほどの紛争性の高いものでない場合や、弁護士に着手金や成功報酬をはらうほどの案件ではないものも多い。本来は弁護士に受任してもらった方がいい案件なのだが、金銭的余裕がない場合もある。 そのような方に、法令を遵守しながら、低額(や場合によってはボランティアの)リーガル・サービスを提供することは充分に意義があることである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.23 03:26:00
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