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カテゴリ:法律全般
今日、周辺で民法の本を読んでいる人を見かけました。民法93条の心裡留保(しんりりゅうほ)のところを読んでました。
以前、法律学校で講師をしていた時期があります。心裡留保(しんりりゅうほ)の説明をする時に以下のように説明してました。 「心裡留保とは心の裡(うち)に留保すると書きます。心の中で思っていることと違うことを相手方にいうことです。売る気が内心ではないのに売ってあげるといわば冗談で言ってしまった時、法律上どのように処理するするのかを規定している条文です。」 ところで、この説明をしている時、いつも頭の中に流れる曲の一節があります。若い方はご存知ないと思いますが。研ナオコの『愚図』という曲の一節です。 本当は自分も自分の男友達のことを好きなくせに、自分の女友達が彼のことをみそめてしまい好きだと知って「ともだちだもの「まかせときなよ」なんて心にもないこと、言っちまって~♪」。 さらには「仲良くしてよ、いい娘だから♪」そんな内心で思っていることと、裏腹のことを言って彼女をその男友達に紹介しまって後悔してしまう乙女心を歌った歌なのですが。。。 法律行為ではないけど、なんかあの歌と心裡留保って似ているだよな~などと思いながら、超真面目な顔で講義していたことをふと思い出しました^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.21 04:29:58
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