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カテゴリ:法律全般
日常、事務所の仕事をしていて、気になった漢字の読み方について、いくつかコメントしたいと思います。 陸屋根(ろくやね・りくやね): 相続業務で建物登記簿を取り寄せることが多いのですが。「陸屋根」という表現をよく見かけます。ろくやね、りくやねどちらももOKのようですが。建築関係の専門家は「ろくやね」という人が多いようです。 続柄(つづきがら・ぞくがら):法律専門学校の講師をしていた時は、「つづきがら」と正式な方の読み方をするようにしてました。尤も、「ぞくがら」と誤った読み方が普及しすぎて、今では「ぞくがら」もOKのようです。役所の人も「ぞくがら」という人が多いです。 蓋(し): この漢字、明治時代の判決文や学者の書いた論文の中で初めて出合ったのは法学部の学生の時ですが。流石に、文脈的に、「蓋(フタ)」ではないのは分かりましたが。「けだし、」と読むそうです。意味は下記の通りです。http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/68012/m0u/ しかし、明治時代の某法学者が自説を述べた後に、その理由付けに、「蓋、当然デアル」と書いてあったのには、些か驚きました。明治時代は、この程度で学者になれたんかい!!と。 先日、40年ほど前に設立された会社の登記簿を必要があって見直していたのですが。恥ずかしながら、読み方に自信がもてない漢字が出てきました。「浚渫」!。 おそらく、浚渫の「浚」は右側が「俊」と同じなので「シュン」と読むのだろうなと言うことは、流石に塾講師(といっても30年前ですが)をしていたこともあるので、すぐ分かったのですが。 浚渫の「渫」。「泄」と似ていますね。「シュンセツ」かな?と思い調べたら、やはり、「しゅんせつ」でした。 そもそも、「浚」も「渫」も訓読みは「さらう」と読みますよね。意味は、以下の通りです。http://kotobank.jp/word/%E6%B5%9A%E6%B8%AB 浚渫や削井は読み方が難しいので、建設業許可の場合、下記のようにひらがな表記するのが、一般的です。http://homepage2.nifty.com/0466887194/kensetukouzitokensetugyounosyurui.html では、また、明日も宜しくお願いします。寝ます。。おやすみなさい。ZZZZZ。
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2013.01.29 01:08:05
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