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ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

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2009年03月05日
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春野さんの復帰第1作ミュージカル。
先々週の日曜日、やっと取れたチケット握って、
Wちゃんと梅田芸術劇場に行きました。

第二次大戦中のナチス統治下にあるパリが舞台、
「椿姫」を下敷きに・・ということなので
悲劇、悲しいお話になることは承知の上。
春野ファンの、なかでもやや(?^^:)年上の方々には
ラブシーンがショックだった・・
などというウワサを聞いていたので
ちょっとドキドキしていきましたが

私としては・・想定内でした^^;
・・もっと猟奇的な部分があるのかと思ってたので。

ナチの将校・・ではなく、
パンフでもセリフでもドイツの将軍といってましたが
(制服も違ったものね)
そのドイツ人の愛人であるかつての歌姫・マルグリットを
パリの人たちがどう見てきたか、
接してきたかがテーマのように
感じました。

でも その中心のマルグリットが優雅で、
華やかで美しくないと説得力ないのですが
春野さんはぴったり。
細くて、ひらひら~っとしてて。


マルグリットの誕生パーティを開いている所のお屋敷の様子や
バンドの若者たちがパリの街を歩いて帰る街並み、
屋根裏・・どれも おもしろく美しいセットだったし
印象に残ってます。

ミシェル・ルグランの音楽も とてもよかった。
何曲か頭に残ってて 数日たっても頭の中でなってます。

特に美しいのは マルグリットの持ち歌だったという
「チャイナドール」

春野さんの宝塚時代にはないような高音の裏声の歌は
柔らかく きれいでした。
苦しい感じも全くせず、
違和感もないのが また驚きというか。

  星     星

見てからもう何日もたつのだけれど
いまだに心に浮かぶ、残るのは
マルグリットの40歳の誕生日だったということ、
ドイツ人の将軍の愛人のつてのために
へつらってきたプロデューサーが
「生活のために働かなければならないから歌の仕事が欲しい」
と頼んできたマルグリットを侮辱した時、張り倒したこと・・


マルグリットがドイツ人の将軍の愛人になったいきさつや
歌手のころのことは説明されないけれど
浅はかなところのある女性だとは思う。
でもその時その時は一生懸命で 
誠実にむかってきただけで
あれ?と思ったときはどうしていいかわからない
悪い状況に陥ってしまったことには同情・共感するのです。

マルグリットは悲しんだり、苦しんだり、
あきらめたりしているのだけれど
いさぎいい感じの人に見えて、
私にはそれが救いというか
ちょっとさわやかな感じがしました。

権力ある愛人も若い恋人も、歌も美貌もない私ですが
(いわなくたってわかるって雫
あの悲しみ、苦しみ、あきらめは通じるものがあるような
気がして・・

  星    星


終わったあと 茶屋町NUの地下で
Wちゃんとたっぷり話して 余韻を味わいました。





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Last updated  2016年09月19日 22時42分30秒
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ぶどう^_^@ Re:最近読んだ本・読む本(12/06) どれも読んだことない。 面白そうです😉 …
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