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テーマ:ことわざ・慣用句(149)
カテゴリ:自分の考えまとめ
寒さが身に染みる日もあれば、穏やかな過ごしやすい日もある今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「小寒の氷大寒に解く」という言葉について考えていきたいと思います。
「小寒」「大寒」の意味「小寒」「大寒」は、1年間を24等分した二十四節季のひとつです。
「小寒」は、「寒さが厳しくなり始めるころ」という意味があり、1月5日ごろをしめしています。「大寒」は、「寒さが最も厳しくなるころ」という意味で、1月20日から立春までの期間をしめしています。
寒さのうえでは、1月20日ごろが一番厳しい寒さになります。
小寒の氷大寒に解くそして、この「小寒の氷大寒に解く」ですが、小寒よりも寒さが厳しはずの大寒ですが、暖冬異変などの影響で、逆に小寒の1月5日ごろより大寒の1月20日ごろの方が暖かくなることがあります。そのため、小寒の氷が大寒にとけるということで、「小寒の氷大寒に解く」という言葉になります。
「小寒の氷大寒に解く」の意味は、自然現象ですら、暦のとおりにならないことをたとえて、「物事が必ずしも順序通りにいかないこと」ということわざで使われています。
順序通りじゃないことが順序通り⁉この「小寒の氷大寒に解く」という言葉を聞いて、私が思ったのは、「順序通りでないことが順序通りなのかもしれない」ということです。
説明すると、「シンクロニシティ」という言葉があります。これは、偶然というのはこの世にはなく、すべて自分が思っている通りに物事は進んでいるということです。
「偶然はない」と聞くと、表裏一体の考えが出てくるでしょう。ネガティブな考え方だと「運命には逆らえない」となり、逆にポジティブな考え方だと「未来はえらべる」「何者にでもなれる」となります。つまり、自分が本当に思っている事の通りに、未来は進んでいるということです。
この「小寒の氷大寒に解く」と「シンクロニシティ」の考え方を合わせると、順序通りにいっていないことが、あなたの順序通り、ということになります。
たとえば、明日の予定がドタキャンされたとします。ドタキャンと考えると、順序通りではないかもしれません。しかし、別の友人からのお誘いがあり、明日の予定に変わるとします。そこから新しい仕事に出会ったり、将来のパートナー候補に出会ったりすることも考えられます。
未来から見たら、順序通りではなかったことが、よく見たら順序通りだった、ということもあるのではないでしょうか。
この自然の寒さ、暖かさも季節の順序通りではないのは、この地球のシンクロニシティなのかもしれません。先人たちが自然から学んだことわざを肌身で感じている今日この頃、あなたはシンクロニシティを信じますか?
それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【読書記録@インスタ】 ●創生陸玖インスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/25 07:30:05 AM
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