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カテゴリ:愛について
次元の特徴さて、この次元には特徴があります。それは、次元が高くなっていくと、「愛、喜び、光の量が大きくなる」「純度の高い愛になる」といったものです。そして、この次元の構造は、入れ子構造になっています。マトリョーシカのようなものです。
入れ子構造なので、高次元の中に、低次元が存在します。3次元空間(立体)の中に、1次元(線)も2次元(面)も、無限に存在する、のようにです。
アセンションという言葉は、「認識できる範囲が広がるということ」です。3次元から5次元に移動するというような、私たちが次元を移動するということではありません。アセンションとは、移動ではなく、認識できる次元の拡張です。
次元の構造は、入れ子構造になっているため、高次元の中に、すでに私たちはいる、という考え方になります。なので、行く必要はなく、移動する必要もありません。ただ認識を広げるだけです。
次元の構造では、いま自分が知覚できているところから、下の次元は観察できます。けれども、上の次元は観察できません。しかし、観察できないけれども、上の次元は存在しています。高次元の中に、3次元も1次元もあるのです。「すでにその中にいる」ということです。
愛の次元と、私たちの次元愛は高次元(9次元)に実在しているそうです。愛を直接認識できるのは、9次元からです。
9次元にある愛の情報が、3次元に表現されると、実在した愛そのものより、欠落したものを認識することしかできないようです。これは、ダウングレードしている、ということになります。
3次元とは、私たち人間の五感で認識できる世界のことです。高い次元が、低い次元にあらわれると、「認識できる・接触できる情報が欠落する(ダウングレードする)」ということになります。
私たちは、愛や優しさを直接認識することはできません。けれども、愛や優しさを間接的に触れることはできます。たとえば、「愛のある言葉」「愛のある表情」「優しい態度」「優しさが感じられる作品」など、高次元にある愛や優しさを、3次元の世界に変換して触れることができるのです。
なので、愛や優しさは、この3次元世界では、他のものに置き換えなければいけないのです。ということは、愛や優しさを、表現していかなければいけないのです。言いかえると、「愛は表現でしかない」ということです。
私たちは、本当に愛の中にいるの?9次元の「愛」が、5次元におりてくると、「信頼」というものに形を変えます。そして、この5次元の「信頼」が、3次元におりてくると、「取引」というものになります。
私たちは、愛を直接認識できないため、愛を直接は知らない、と言えます。だから、愛を取引だと、誤解しているのです。
あなたが、愛を表現しても、相手は「愛を表現したものを認識すること」しかできません。なので、その表現に、愛を感じるかは、相手の問題になります。つまり、3次元は、「取引の中に愛というものが見いだせるか」という世界なのです。
「愛する・愛される」というのは、相対の表現です。高次元の愛は、相対ではなく、「愛する・愛される」という関係性ではありません。関係を想起している時点で、愛ではないのです。愛は分離の中にはないからです。
つまり、高次元の認識になると、愛を伝える必要がなくなります。「すべて愛だったんだ」と気づくからです。しかし、愛を直接認識できないため、私たちは、愛を表現に置き換えようとします。それが、「本当に愛の中にいるの?」という状態になっているのです。
人間の肉体が、認識の制限をかけています。五感という入力器官は、万能ではないのです。ちなみに、「ああ!愛の中にいるね!」となることが、「さとり」のことです。次元は、入れ子構造になっているため、最初から私たちは、9次元の愛の中にいたのです。
地球という惑星の歯がゆさ「愛している」という言葉を、あなたは、相手に伝えたとします。
もしくは、愛を伝えたくて、相手にプレゼントを送ったとします。
けれども、本当に伝えたいのは、言葉や行為ではなく、その前に存在するあなたの想いなのではないでしょうか。
けれども、その想いは、3次元に実在するものではありません。だから、私たちは、言葉、文章、手紙、花束、指輪、などなど、愛や、優しさを置き換えた表現をするのです。もっと言えば、そうせざるを得ないのです。
けれども、その表現を、相手が受け取ったとき、感じ方、読み解き方などは、人それぞれです。こちらが、愛や優しさを表現したつもりでも、相手には全く通じなかったり、逆に、嫌味に取られてしまったり、怒らせてしまったりしてしまうこともあります。
私たちが認識しているものは、愛や優しさではなく、愛や優しさを置き換えた模造品のようなものです。愛や優しさを認識するために、私たちは表現をします。しかし、この表現は、本質ではないとも言えます。でも、それでも、私たちは、愛を表現していきましょう。
さて、お楽しみいただけましたでしょうか? 今回は、「愛と次元の話」というテーマで、この記事をまとめてきました。
もとは、人間も高次元にいた魂だと言われています。
「人≦神」
このように、神様と人は、同じベクトル上にあるようです。徳川家康や菅原道真などの人物が、神社に神様として祀られていることから、それがわかるのではないでしょうか。
「神様」とは、明るく、清く、高い波動の持ち主です。そして「神界」とは、「5次元」のことだそうです。そこは、信頼が実在する世界なのでしょう。
人は、3次元の地球に生まれるため、エゴなどの重い波動を使って、次元を下げてきたそうです。そして、高次元のころの記憶も忘れてきているだけのようです。ですから、私たちは、愛や信頼を思い出せていけるのかもしれませんね。
さて次回は、これまでまとめてきた「愛」について、総括していきたいと思います。長い記事でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
・雲黒斎の『うんちャンネル』(YouTubeチャンネル) ・この世はすべて「エネルギー」(2022年1月22日記事) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/02/27 07:30:10 AM
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