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創生陸玖の『Learning Journey』

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2021/05/28
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カテゴリ:生き方・人生論

「年齢が上がるごとにクリエイティビティは下がる」

 

 この言葉は、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が言っていたものです。山中教授とプロ将棋棋士の羽生善治さんが対談していた中で、山中教授が羽生さんに対していっていた言葉です。

 

 この言葉を解説すると、50代になってくるとクリエイティビティは下がるが、経験は上がってくるため、仕事は管理のほうにまわっていく、という意味合いでした。

 

 ブログを書いていると、クリエイティビティの大切さを感じます。それは、書くネタ、書く内容が、自分のクリエイティビティから生まれてくるからです。

 

 年齢が上がるごとにクリエイティビティが下がるとすれば、維持していくためには、どうしたらいいのでしょうか? 今回は、「クリエイティビティ」に焦点を当てて考えていきたいと思います。

 

そもそもクリエイティビティとは?

 そもそもクリエイティビティとは何でしょうか? 日本語に直すと、「創造性」です。

 

 創造性は、誰にでもあるものです。けれども、多くの人は子どものころの経験で、その能力が抑圧されているといいます。

 

 「そんなことをして何になるの」「遊んでばかりいないで勉強しなさい」など、子どものころに創造性を出すと、まわりの環境から、影響を受けてきたのではないでしょうか。

 

 創造性とは、情熱的なエネルギーです。子どものころにやっていたことは、「知らぬ間にやっていたこと」や「好きで夢中になってやっていたこと」なのではないでしょうか。

 

 つまり、創造性を使う人生の方が、情熱的になり、夢中になり、より一層あなたらしい人生になるということです。創造性を使う人生の方が、おもしろい人生になると思いませんか?

 

 特に創造性を使うと、想定外のことが起きます。その人のクリエイティビティが開花することで、その人の人生に変化が起きます。一人ひとり違った変化が起こるように、100人いたら100人のクリエイティビティがあるのです。

 

年齢とクリエイティビティ

 クリエイティビティを理解していくためには、子どものころに夢中になったことを思い出すと、ヒントが出てくるかもしれません。

 

 前述したように、創造性とは情熱的なエネルギーです。いい換えると、クリエイティビティとは、「ワクワクする心」です。

 

 このワクワクする心を、年齢とともに忘れていくため、年齢が上がるごとにクリエイティビティが下がるのでしょう。

 

 それでは、このクリエイティビティを維持していくためには、どうしたらいいのでしょうか? ワクワクする心を取り戻すためには、何をしたらいいのでしょうか?

 

クリエイティビティを高める3つのこと

 クリエイティビティを高める3つの方法があります。

 

①人を喜ばせることをやってみる

②普段と違うことをやってみる

③無駄なことをやってみる

 

 ①の「人を喜ばせることをやってみる」は、たとえば、サプライズなどで、相手を喜ばせるときに、さまざまなアイデアが浮かんできたりしませんか? 他にも、キャラ弁当のように相手のためにつくることで、創作意欲が出てくるのではないでしょうか。

 

 人は、人を喜ばせようとするとき、創造性が高まります。人を喜ばせようとすると、自然に楽しくなり、創造性がアップするのです。

 

 ②の「普段と違うことをやってみる」は、簡単なことでいうと、帰り道を変えてみるや服装を変えてみることです。普段の自分自身のノリを変えてみることで、創造性のスイッチが起動します。「退屈してきたな」「なんとなくエネルギーが落ちてきたな」と思ったら、普段と違う行動を心がけてみてください。

 

 ③の「無駄なことをやってみる」は、お金と手間をかけるほど、創造性は開花していきます。なぜかというと、創造性とは、すべて無駄なことであり、生活に必要ないことだからです。

 

 絵を描く、歌を歌う、物を作る、これらは生活していく上で必ず必要なものではありません。なくても生きていけます。けれども、生活に必要でないものが、なぜ必要なのでしょうか。

 

 それは、あなたが好きなことだからです。自分の好きなものに囲まれていると、創造性は刺激されます。逆に、毎日同じことをしていたり、節約ばかりしていると、創造性はしぼんでいきます。

 

 この3つを生活の中に取り入れていくと、創造性を高めていけます。創造性を刺激することは、感情を動かすことです。お金や時間の無駄になることは、その分だけ何かおもしろいものが手に入る可能性を秘めています。それが、人生を豊かにすることにつながるのです。

 

 

 いかがだったでしょうか? 今回は、「クリエイティビティ」についてまとめてきました。

 

 年齢が上がるごとに、経験は積まれていきますが、それだけ、固定観念にとらわれてしまうのでしょう。

 

 クリエイティビティを高める習慣は、感受性を豊かにし、若々しく生きられる秘訣かもしれません。なので、クリエイティビティを大切にしていきたいですね。

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【参考】

Ken Honda 本田健 YouTubeチャンネル

【特別対談】山中伸弥教授×羽生善治棋士「最後はカンが大事です」ノーカット版



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Last updated  2021/10/07 11:45:16 AM
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