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テーマ:生き方・人生訓(163)
カテゴリ:自分の考えまとめ
昨年の11月に読んだ「あの世に聞いた、この世の仕組み」(雲黒斎著)を再読しました。なぜかというと、その続編である「もっとあの世に聞いた、この世の仕組み」を買ったからです。
2回目に読むと、新たな気づきがあり、「ふむふむ」と読書メモが進みます。とくに、バシャール本を読んだ後なので、いろんなことがリンクしていて、深い学びになりました。
さて、今回の「情報があれば生まれる」のタイトルですが、情報によって人間はどんな影響を受けているのかを考察していきます。情報によって人間の人生は、どのように構築されているのでしょうか?
情報があればアイデアが生まれる?ブログを書き続けていると、アイデアに敏感になります。「この言葉が印象的だったな」「このことについて調べてみよう」など、情報をキャッチして、アイデアへと変換していきます。
アイデアは、情報があれば生まれることが多いと思います。「朝起きたら、アイデアを授かっていた」「トイレでひらめいた」など、情報があればアイデアが生まれるのです。
違った角度から見ると、情報があるからこそ人間の「バイアス・観念」が生まれるといえます。そこで、「あの世に聞いた、この世の仕組み」の文章を見てみましょう。
『名称や定義は、人間が勝手につくり上げたもの。「境界線」は、いつだって人間の頭の中、「リアル」ではなく「イマジネーションの世界」の中にしかないんだ。「境界線」が「境界線」として実在しているわけじゃないんだよ。』
「これはこういうもの」という定義は、人間がつくり上げたものだ、と言っています。つまり、「仕事はこういうものだ」「家族はこういうものだ」「世界はこういうものだ」の定義は、あなた自身がつくっています。これが、あなたが世界をつくっている、につながるのです。
情報があれば世界が生まれる?この周り(世界)に対して思っていることを、「あの世に聞いた、この世の仕組み」の本の中では、「思い癖」と表現されています。これが、心理学用語でいうと「バイアス」、バシャール本でいうと「観念・信念」です。
他の言葉でいうと、「思い込み」です。「これはこうなんだ」「あれはあぁなんだ」などのような、あなたが持っているイメージです。
この「思い込み」は、強い思い込みから弱い思い込みがあります。強いものは、幼少期の影響が大きいといわれています。
幼少期に私たちが受けてきたものは、教育です。日本の教育は「みんな同じになろう」という教育でした。その教育が「日本人の情報」だったと、いい換えることもできるでしょう。そこから、今の日本人の思想が生まれています。
「みんな同じ」は、創造性を抑圧されます。日本人は、知らぬ間に、創造性をなくす思い込みを持っていたのです。
創造性を復活させるためには、自分の中に「何がいいものか」をつくることが大切です。「何がいいものか」をつくることのポイントは、「悪いものを見ないこと」です。
どういうことかというと、自分の無関心なものを理解しておくことです。「何でこうなるのか」、という習慣をつくることで、自分に与える影響を自分でつくっていきます。
注意したいのは、この場合、興味のない人物ではなく、トピックを特定しておくことです。
情報によってあなたが生まれるそもそも、「遺伝情報」というように、情報によって人間が生まれています。情報は、親から子供へ伝えられます。それが観念でもあるのです。
情報によって、その家族のノリ、その土地のノリ、その国のノリがあります。情報によって、あなた自身が成り立っているのです。
もう1つ「あの世に聞いた、この世の仕組み」の文章を見てみましょう。本の中では、『引き算的思考』が大切だと言っています。
『人生を楽しむための環境は、いつだって完璧に整っているんだ。別の何かを探し出す必要はない。大切なのは、「足りないモノ」を追い求めることより、「いらないモノ」を捨てること。
ずっと握りしめていた「いらないモノ」を手放すことで、初めて両手が自由になるんだ。そこで初めて新たなモノをつかめる。手に入れることが先ではなく、すべては手放すことから始まる。』
ニュースを見ると、コロナウイルスで混乱している中でも、武力で戦っている国々があります。日本は、先人たちの大きな敗北があり、幸いにも戦争を絶対しないと決めています。その環境だけでも、ありがたい環境なのかもしれません。
欠乏感ではなく、充足感が大切です。そのために、いらない思い込みは、引き算していきましょう。
いかがだったでしょうか? 今回は「情報」を軸に、人生の思い込みを考察してきました。
現段階の私の考えでは、「思い込みは家族のようなもの」です。「思い込み」に対して、恨みつらみの部分もありますが、感謝する部分もある、良くも悪くも、今の自分をつくったものなのです。
よりよい人生にしていくために、「引き算的思考」を持ってみましょう。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】 あの世に聞いた、この世の仕組み (サンマーク文庫) [ 雲黒斎 ]もっと あの世に聞いた、この世の仕組み (サンマーク文庫) [ 雲黒斎 ] 【創生陸玖の小説集@note】
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Last updated
2021/05/29 07:30:05 AM
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