テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:乳癌
以下は新谷弘実医師の「牛乳有害説」に対しての反論です。
今まで野母伊は気になりつつもおこがましいので反論もコメントもするのを 控えておりました。しかし、我慢できなくなりました。(笑) 仁木氏の反論の内容で気になる点を指摘させてくださいね? 以下、●印は新谷氏の言及で、◆が仁木氏の反論、★が野母伊の呟きです。 ●牛乳は子牛が飲むもの。人間が飲むのは自然の摂理に反する ◆子牛のための牛乳と食品としての牛乳の意義を混同している。 人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として利用してきた。 牛乳は気候条件や土壌に恵まれない国や地域の人々の命を支えてきた。 この優れた食品である牛乳の利用がなぜ自然の摂理に反するのか。 ★「人類は」と言う表現は適切ではないでしょう。 「人類の中の一部地域に暮らす民族」とするべき、と思います。 実際そのことは仁木氏がご自分で述べていますね? 「牛乳は気候条件や土壌に恵まれない国や地域の人々の命を支えてきた。」 これは確かにその通りでしょう。ということは? 気候条件や土壌に恵まれていた国や地域の人々 にとっては牛乳は必要なかった。 ということではないでしょうか? それを「人類は」ということに置き換えています。 おかしな、というか、姑息な論理展開であると感じます。 で?日本はどっちなんでしょう? 「気候条件や土壌に恵まれない国や地域」だったのでしょうか? ●120度以上の高温殺菌牛乳は過酸化物質である ◆加熱殺菌は食物保存の最も優れた方法だ。牛乳の殺菌時間は数秒間。 この程度の加熱で栄養的価値が低下することは考えられない。 揚げ物、焼き魚・肉、炒め物では180~250度で数分~数十分。 なぜ牛乳だけ問題視するのか。 酸化に必要な酸素が常圧で牛乳に溶け込むのは難しい。 牛乳中の溶存酸素量は極めて微量。殺菌工程もほぼ密閉系で乳脂肪が空気と 接触する機会は少ない。 酸化は構成脂肪酸の二重結合の位置で起きるが、乳脂肪は他の油脂より 二重結合の数は少ない。数が少ないとはいえ、溶存酸素と構成脂肪酸の 二重結合が存在する状態で乳脂肪の酸化を完全には否定できない。 しかし、脂肪の過酸化には活性酸素の存在が必須になる。殺菌過程で 酸素が簡単に活性化するとは考えにくく、脂肪の過酸化の可能性は極めて低い。 「高温殺菌牛乳は過酸化物質」という表現には疑問を禁じえない。 ★「揚げ物、焼き魚・肉、炒め物では180~250度で数分~数十分。 なぜ牛乳だけ問題視するのか。」 このブログを今読んでいるあなたが子育てをした経験があるとして、 あ、ない方も、ある、と思って下さいね?子供に母乳をあげると仮定して下さい。 あなたはあなたの子供(乳幼児)に自分の母乳を鍋に絞って加熱殺菌して 冷まして哺乳瓶に入れてから飲ませますか? しませんよね? そうです。母乳は乳首から直接飲むのが大原則なのです。 まあ、冷凍して置いて、解凍して哺乳瓶に入れて飲ませる、という こともあるでしょう。しかしそれでも加熱は全然しません。 本来人間も、人間以外のいかなる哺乳動物も、 お乳を加熱して子供に飲ませることはしません。 哺乳類は乳首から直接授乳するのが本来の姿です。 そういう性格の食品である哺乳類の乳(牛乳)が加熱殺菌されることに関して、 他の食品が加熱されることを引き合いに出して論じることは、 なんかおかしい、と思うのです。 ●酪農家は大豆や野菜、米などを作るべきだ ◆福岡県生まれの新谷氏は知らないかもしれないが、北海道の北部で米はできない。 しかし、牧草は育つ。北海道の酪農家は厳しい気候条件の下、休まず牛を飼い、 牛乳を生産している。牛乳はチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどの形で 世界中に「食の豊かさ」を提供している。あまりにも偏った見方で牛乳を 有害な食物と評価し、牛乳利用の選択肢を奪うような誤った情報発信はやめてほしい。 牛乳の理化学的性質の研究に50年近く携わってきた一研究者の切なる願いである。 ★「北海道の北部で米はできない。」 北部とはどこから北を言うのでしょうか? 米の北限地は? サイトから拾ってみました。 >美深町当時は米作の北限線の地と言われ >北海道の米作の北限は名寄付近である じゃあ、北海道のどこいらへん? http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=44.52975611&lon=142.42223306&sc=5 名寄は美深町のちょいと南に位置していますね。他には、 >日本の米作りの北限地帯で取れた良質の端野米で http://map.yahoo.co.jp/pl?p=%C3%BC%CC%EE&lat=43.863375&lon=143.93153417&type=scroll&gov=01208.67.79 ということで、かなり北部の地域でも米作が可能なようです。 では大豆は? 大豆、ということではなくて、「畑作」の北現地ということで中川町がヒットしました。 http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=44.68034389&lon=142.10302389&sc=5 「北海道の酪農家は厳しい気候条件の下、休まず牛を飼い、 牛乳を生産している。」 このことに対しては本当は何も言いたくは無かったんですが・・・、 言います! 北海道の、いや、全世界の乳牛は、 厳しい飼育条件の下、 休まず牛乳を 搾取され続けているのです。 子供を育てるという本能すら奪われながらね。 それでもお乳は出るので、搾乳されるのですね。 少なくとも、牛の子供にも牛乳を飲ませてあげてくれませんか? そのおこぼれ、余った牛乳を人間が利用させていただく、 という風にしてもらえませんか?昔々の一部の人類たちは そういう風に牛乳を利用していたことでしょう。 ですから、現在では、牛の立場からいっても、 自然の摂理に反する と思うのです。 「あまりにも偏った見方で牛乳を有害な食物と評価し、 牛乳利用の選択肢を奪うような誤った情報発信はやめてほしい。」 あのう、仁木先生?あなた方は、今まで、 あまりにも偏った見方で 牛乳を有用な食物と評価し、 国民を洗脳し、 牛乳不利用の選択肢を奪うような 誤った情報発信をしてきたのですから、 これですこ~し、ほんのすこ~し、ほんのごくわずかですが、 中立の方へ向かったといえるのではないでしょうか? ということで、 新谷医師の記述は、牛乳への評価の正常化の第一歩として、 評価するべきではないか?と、野母伊は思うのです。 つまり、日本国民が「牛乳は体にいい」「飲まなきゃダメ」 という先入観(牛乳神話)を捨てて、冷静になって自分で判断して 牛乳を飲むか飲まないかを決めるべき時代への第一歩、と考えるのです。 さらに、 「牛乳の理化学的性質の研究に50年近く携わってきた一研究者の切なる願いである。」 に対しては、 牛乳不要論の研究に3年近く携わってきた一実践家(野母伊のこと)の切なる願いであります。 と言いたいですね。 現在牛乳を飲んでいる方、子供に飲ませている親御さん達、 ぜひとも実験・実践して下さい。 牛乳を少なくとも3ヶ月飲まないで自分やお子さんの体調や気持ちが どのように変化するか、あるいはしないかを、観察してみて下さい。 「乳製品もやめましょう」とまでは言いませんから。(やめた方がいいですが) まずは牛乳だけでいいですから、実験してみて下さい。 【最後に】 「人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として利用してきた。」 この表現。う~ん、考えてしまいます。 「牛乳を食べ物として」という記述が何を意味しているのかあいまいですね。 >◆子牛のための牛乳と食品としての牛乳の意義を混同している。 >人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として利用してきた。 この2行を読み進めば、 牛乳を食べ物として利用=飲んだり加工品として利用、 と解釈するのが普通でしょう。 しかしながら、牛乳を飲むようになったのは最近のことらしいのです。 仁木氏はそのことを知っていて、「食べ物」と表現したのでしょうか? しかしこれでは、誤解を招きます。 あるサイトにこんな記述がありました。 >日本人は、ヨーロッパ人は2000年も昔から牛乳を飲んでいると思っている。 >それは事実ではない。ヨーロッパで牛乳飲用が始まったのはわずか >150年前のことに過ぎない。 詳しくは以下のサイトをご覧下さい。 牛乳(酪農)の歴史 http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/lifestyle2/MariaMilkHistory.html 【出典】 http://www.j-milk.jp/topics/8d863s000006vdx1.html 私の牛がハンバーガーになるまで 牛乳論争に終止符を打ちませんか?次の一言で。 「牛乳・乳製品は乳癌、前立腺癌、肺癌のおおきな要因となっています」 これだけでも牛乳・乳製品を止める理由には充分ではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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