テーマ:乳がんのお話(1134)
カテゴリ:乳癌
「心不全」と言ったら、心臓が動かなくなって死ぬ、
と思っていたんだけど、それだけではないらしい。 >心臓の働きの低下の程度で、「急性心不全」と >「慢性心不全」に分けられます。 なるほど、それで納得。 記事を読んでみましょう。 アイドルグループ「でんぱ組.inc」のメンバーである最上もがさんが、自身が「心不全」であることをSNS上で公表しました。心不全と聞くと、ニュースなどで死因のひとつとして報道される急性心不全を連想する人も多いのではないでしょうか? ライブなどの活動をしても大丈夫なのか、ファンとしては心配になるところです。ここでは、心不全がどういうものか、詳しく見ていきましょう。 ◆心臓の働き まずは心臓の基本的な働きについておさらいしましょう。体の各部分に必要な酸素や栄養は血液によって運ばれています。心臓は、その血液を循環させるためのポンプの役割を果たしています。 心臓の外側と、左右を分ける中隔の壁は、心筋という特殊な筋肉でできています。この心筋の収縮によって、全身に血液を送り出すと同時に、全身を回って戻ってきた血液を受け取っているのです。 ◆心不全とは 「心不全」とは、特定の病気の名前ではありません。心臓のさまざまな疾患によって起こる症候群のことであり、「心臓の働きが低下していること」を指します。つまり、全身の臓器に十分な量の血液を送ることができなくなった状態です。心臓の働きの低下の程度で、「急性心不全」と「慢性心不全」に分けられます。 心臓のポンプの働きが落ちると、心臓が送り出す血液量が少なくなります。血流量の不足は命に関わります。そこで、ヒトの体はなんとか血流量を保とうとします。そのために、(1)手足の血管を収縮させて心臓や肺を巡る血液を増やす、(2)心臓を拡大させたり脈拍を増やしたりして血液量自体を増やす──ということが起こります。 これらの働きのために、身体の中で複雑な司令系統が作動することになります。心臓の拡大や脈拍数の増加は、一時的には有効ですが、長期的には心臓の負担になり、心臓の働きが低下して症状として現れてきます。最上さんの「疲れなくて息苦しくない体が欲しい」という訴えから、心不全の症状により身体に負担がかかっていることがわかります。 ◆心不全の原因 心不全を起こす原因は1つでありません。狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患のほか、心筋症、心臓弁膜症など、あらゆる心臓の病気が考えられます。これらの疾患により心臓の働きが落ちていき、心不全になります。心不全の原因の約50%は、狭心症や心筋梗塞です。 ◆主な自覚症状 代表的な自覚症状は、動悸、息切れ、呼吸困難、むくみ、です。ほかにも、疲れやすい、だるいなど、多様な症状が見られます。初期の症状としては、坂道を上ったり、重いものを持ったりすると、動悸、息切れが激しくなります。夜間頻尿が起こることもあります。 進行すると、平地を歩いても息苦しくなります。さらに進むと、仰向けになって寝ると咳が続き、息苦しく、体を少し起こすと楽になります。最初は、風邪を引いたかな、と思う程度ですが、さらに進行すると息苦しくなって目が覚め、起き上がっても回復しなくなります。また、足にむくみが出たり、喘息のようなヒューヒューという音が出たりします。こうなるとすぐにも入院治療が必要です。 ◆急性と慢性で異なる治療 安定している状態から急激に悪化する「急性心不全」と、それなりにバランスがとれて状態が安定している「慢性心不全」とで治療法は異なります。 急性心不全は、風邪、過労、ストレスが引き金になって発作が起き、突然死の原因になることもあります。入院して、安静にし、酸素吸入や一時的に心臓の働きを高める薬を使います。 慢性心不全は、心臓を過度の刺激から守る薬を投与します。心不全は、何か原因となる疾患があって起こる状態なので、その原因をはっきりさせて治療をする必要があります。 高血圧症、狭心症か、心筋梗塞など、疾患によってそれぞれ治療が違います。心臓の働きがかなり低下している場合は、これらの治療にも限界がありますが、現在は心不全の状態を改善させる治療法は飛躍的に進歩しています。 ◆日常での注意事項 心臓に負担のかかることは避けなければいけません。過労はもちろん、風邪を引いたり、熱いお風呂に長時間浸かることも心臓の負担となります。運動がどれくらい制限されるは、心不全の程度によって違いますが、過度の制限はむしろ逆効果にもなるので、医師の指示に従って、心臓の状態に合った適度な運動を取り入れる必要があります。 食生活も重要です。肥満は心臓に負担をかけます。タバコは心臓や肺に有害なので禁煙すべきです。また、塩分の摂り過ぎは水分排泄の妨げとなるため、塩分・水分制限も重要になります。アルコールの飲み過ぎも心不全の原因となります。飲むにしてもほどほどにする必要があります。 ◆原因疾患によって予後は異なる 心不全の予後(病気がたどる経過)は、一般的にはよくありません。ただし、その原因となる疾患の種類、症状の重症度によって異なります。重症化すると生存率はぐっと下がるため、重症化しないように早期から治療をする必要があります。最上さんには、無理のない範囲で、身体をいたわりながら活動を続けてほしいですね。 執筆:南部 洋子(看護師) 監修:岡本 良平(医学博士、東京医科歯科大学名誉教授) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00010005-mocosuku-hlth 心臓といえば、為谷は長らく不整脈がありました。 3っつか4っつ打って一回休む、というようなね。 そして、ついに心房細動という烙印を押されるにいたりました。 職場の養護教員から、 「今年は絶対に検診に行ってくださいよ!」 と、強く強く言われたので仕方なく検診に行ったのです。 そこの医師に言われたことは、 「為谷さん、これペースメーカーの対象になるかもしれませんよ」 それで、某大学病院の、 心臓病の日本の権威である先生を紹介されて行きました。 権威である先生はおっしゃいました。 「様子を見ましょう。一年後にまた来てください」 と。 一年後には何故だか心房細動の不整脈は改善されていました。 でも不整脈は残っていました。 「ではまた来年来てください」 と言われたけど、次の年は行きませんでした。 なぜなら、症状がなくなってしまったからです。 それ以来、職場の心電図検診で引っかることはなくなりました。 脈拍は自分で確認できるのです。 あの時以来、ずうっと正常です。 なんででしょうね? あ、乳癌も自分で確認できるんだったよね? なんでマンモグラフィーなどの乳癌健診なんかするの? ★本日3つめの記事でした。前のも読んでくださいね★ 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月24日 22時08分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[乳癌] カテゴリの最新記事
|
|