|
カテゴリ:カテゴリ未分類
☆写真整理と自然観察の振り返り(その15)は、キンポウゲ科の植物(その2)です。
◎フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属) ☆庭のフクジュソウは、数年前に買ったものですが、枯れることもなく毎年咲いています。根が深い植物なので、地植えが良いようです。(2009年2月22日撮影)。 ![]() ☆フクジュソウ(福寿草)の名は、新春を祝うおめでたい幸福と長寿を表す「福寿」に由来するそうです。元日草や朔日草という別名もあります。今年は2月末に雪が降り、雪の中のフクジュソウになりました。(2012年2月29日撮影)。 ![]() ☆フクジュソウの実です。富良野では、花が終わり、実になっていました。(2012年5月7日撮影)。 ![]() ◎クリスマスローズ(キンポウゲ科クリスマスローズ属) ☆クリスマスローズは、庭で4月初めから花を咲かせます。キンポウゲ科ですから、花びらのように見えるのは萼片で、花弁(花びら)のようにすぐ散ることがなく、花のように長く鑑賞することができるのが特徴です。(2012年4月8日撮影)。 ![]() ☆クリスマスローズの名は、クリスマスの頃に白いバラのような花を咲かせることに由来するそうです。なお、本来のクリスマスローズは原種の一つである「ヘレボルス・ニゲル」という品種だけで、他のものは春の2月下旬から4月に咲く「レンテンローズ」という品種で、これも、クリスマスローズの品名で流通しているとのこと。(2012年4月8日撮影)。 ![]() ◎ウマノアシガタ(キンポウゲ科キンポウゲ属) ☆ウォーキングコースで、4月中旬から5月にかけてウマノアシガタをみかけます。(2012年5月12日撮影)。 ![]() ☆ウマノアシガタ(馬の足形)の名は、根生葉を馬の蹄に見立てたと言われていますが、葉の形は実際には似ていないので、個々の葉ではなくロゼットの形状を指すという説や、「鳥の足形」が誤って「馬の足形」と伝わったという説もあります。花びら1枚の形が、馬の蹄に似ているのではないかという見解もあるようです。(2012年5月12日撮影)。 ![]() ◎キツネノボタン(キンポウゲ科キンポウゲ属) ☆キツネノボタンは、5月中旬からウォーキングコースで見かけます。ウマノアシガタと同じキンポウゲ属の植物です。(2010年5月16日撮影)。 ![]() ☆キツネノボタン(狐の牡丹)の名は、狐が棲むような野原に生え、葉が牡丹に似ていることからとする説がありますが、異論もあります。「キツネ」の名がつく植物は、有毒で味がきつく食べられないものが多いので、「きつい」の「きつ」と考えられる(以上「語源由来辞典」)そうです。(2012年5月20日撮影)。 ![]() ◎エゾノリュウキンカ(キンポウゲ属) ☆エゾノリュウキンカは、北海道の春を代表する山野草の一つです。今年の北海道の旅では、あちこちで見かけました。旭川市郊外の嵐山公園にある北邦野草園のエゾノリュウキンカ。(2012年4月30日撮影)。 ![]() ☆エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)の名は、蝦夷(北海道)に咲き、茎が立ち上がり黄金色の花を付けることに由来します。葉の形がフキに似ているので、「ヤチブキ」と呼ばれ、おひたしなど食用になり、子どものころに食べた記憶があります。(2012年4月30日撮影)。 ![]() ◎シナノキンバイ(キンポウゲ科キンバイソウ属) ☆シナノキンバイは、2008年夏、立山の室堂平で見かけました。(2008年8月12日撮影)。 ![]() ☆シナノキンバイ(信濃金梅)の名は、「信濃」は地名、キンバイ属の「金梅」は黄色い梅に似た花に由来するそうです。鮮やかな黄色の花びらのように見えるのは、やはり萼片です。 ☆室堂平の夏は、たくさんの高山植物に出合え、また訪ねてみたいところです。室堂から撮影した立山雄山(左)と浄土山(右)です。(2008年8月12日撮影)。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.20 05:44:36
コメント(0) | コメントを書く |