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カテゴリ:樹木
☆ウォーキングコースを歩いていると、ツタが成長していました。葉の間に、何か見えるようです。ツタは、北海道から九州の林内や林縁に生えるブドウ科ツタ属の落葉つる性の木本です。蔓は太いもので直径4センチになります。
![]() ☆よく見ると、ツタの葉の下に花や実が見えるようです。ツタ(蔦)の名は、樹木や壁を伝っていくので「伝う(つたう)」に由来する説や「蔓(つつら)」に由来する説があるそうです。「蔦」の字は、中国で「細長く垂れ下がる」という意味があるそうです。 ![]() ☆近づいて見ると、ツタの花が見えました。ツタの花を見るのは初めてです。 ![]() ☆ツタの花は、黄緑色の5枚の花びら、黄色い葯がある5本の雄しべ、真ん中に白い雌しべが見えます。ツタの花は雄性先熟で、開花後の雄性期には花びらと雄しべがあります。 ![]() ☆花粉を出しきると花びらや雄しべが落ちてしまい、雌しべだけの雌性期になります。 ![]() ☆ツタはブドウ科の植物なので、ノブドウやヤブカラシと同じ雄性先熟で、花の形も似ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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