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カテゴリ:樹木
☆サギソウを観察しに昭和記念公園に行った時に、自転車専用道路で見かけた樹の実です。イイギリの実が大きくなってきていました。イイギリは、大きなものでは高さ20メートルにもなるイイギリ科(APG植物分類体系ではヤナギ科)イイギリ属の落葉高木です。
☆イイギリは、本州以南に分布していますが、赤い実が美しいので、公園や街路樹として植えられています。イイギリ(飯桐)の名は、「イイ」は昔この葉で飯を包んだことに由来するそうです。「キリ」の名は、材が白くて柔らかくキリ(桐)に似ており、箱材や下駄材などキリの代用として使われたことに由来するそうです。 ☆昨年11月、赤い実が鈴なりになったイイギリの木です。(2013年11月13日撮影)。 ☆トチノキには、大きな実が目立ちます。トチノキは、日本全土に分布するトチノキ科トチノキ属の落葉高木です。 ☆トチノキの実は熟すると果皮が3裂し、光沢がある赤褐色の種子が出るそうです。実は食用になるそうで、アクを抜いて栃餅などに利用するそうです。実に3裂するスジが見えます。 ☆トチノキの花は見逃してしまいました。今年5月に見かけたベニバナトチノキの花です。周りに甘い香りが漂っていました。ベニバナトチノキは、北米原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種だそうです。(2014年5月14日撮影)。 ☆ナンキンハゼの木も実が大きくなってきています。ナンキンハゼは、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。 ☆ナンキンハゼ(南京櫨)の名は、中国原産の木でハゼノキ(ウルシ科ウルシ属)の代わりに蝋をとる材料として使われたことに由来します。実は、脂肪が多い蝋状物質を含んでいます。 ☆昨年11月、モミジとともに鮮やかな赤い紅葉が目立ったナンキンハゼの木です。(2013年11月13日撮影)。 ☆モミジの木にも実がたくさん見えました。 ☆このモミジの木は、昨年赤く紅葉したイロハモミジでしょうか。それとも、オオモミジでしょうか。 ☆昨年11月、同じ場所で鮮やかな真っ赤に紅葉していたモミジの木です。(2013年11月9日撮影)。 ☆今年も、秋の真っ赤な実や鮮やかな紅葉が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.29 05:42:45
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