|
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコース(玉川上水)で見かけるセンダングサ属は、ほとんどがアイノコセンダングサのようです。アイノコセンダングサは、コセンダングサとシロバナセンダングサ(シロノセンダングサ)の雑種で、雑種の特徴として中間的なさまざまな変化があるようです。
![]() ☆アイノコセンダングサは、外周の筒状花の何個かが大きく白色になるのが特徴です。アイノコセンダングサの外周の筒状花は、典型的な筒状花から、筒状花が裂けているもの、ほとんど舌状花のように見えるものなどがあります。これは典型的な筒状花のようです。 ![]() ☆外周の筒状花を横から見てみました。 ![]() ☆白い筒状花が舌状花に見える変異を観察してみました。小さな舌状花に見えます。 ![]() ☆下のものは白い筒状に見えますが、上の3枚は花びらのように見えます。 ![]() ☆外側の5枚が舌状花のように広がり、筒状花の中の左上には花びら状のものが見えます。 ![]() ☆この花では、さまざまな形の白い花びら状のものが見えます。 ![]() ☆外側に近い筒状花では、先端が5つに分かれた星形の花冠から5本の雄蕊の葯が合体した集約雄蕊が伸びており、その中から細長い雌蕊が出てきており、雌蕊柱頭は先が2つに分かれています。ここから、2・3本の刺状冠毛ができる様子はわかりませんでした。 ![]() ☆花が終わった時期のものです。開いてきていませんが、種の先端には突起が見えます。 ![]() ☆アイノコセンダングサの種には、刺状冠毛が2・3本あり、これが、ズボンなどの洋服に付く「ひっつき虫」ですが、一度付いたら簡単には取れそうにありません。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.06 05:46:33
コメント(0) | コメントを書く
[山野草] カテゴリの最新記事
|