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カテゴリ:山野草
☆3月29日、植物観察入門講座で八王子市・高尾山での植物観察を行ないました。その内容を順次紹介しています。エイザンスミレの花です。(2018年3月29日撮影)。
![]() ☆エイザンスミレは、本州から九州の山地の木陰に生えるスミレ科スミレ属の多年草です。 ![]() ☆エイザンスミレは、葉が特徴的です。葉は3全裂し、各裂片には柄があり、側裂片は柄の基部から少し離れたところで2全裂しています。同じく葉に切れ込みがあるヒゴスミレの葉は、さらに切れ込んで裂片は線形になっています。エイザンスミレとヒゴスミレの原種は、葉が裂け桃色の花が咲くナンザンスミレ(南山菫)で、朝鮮半島や中国東北部に分布し、日本では対馬にしか生えていないそうです。 ![]() ☆エイザンスミレの花の色はさまざまで、淡紅色や淡紅紫色、白色のものもあります。この花は、淡紅色です。 ![]() ☆この花は淡紅紫色で、唇弁の赤紫色のスジが目立ちます。 ![]() ☆この花は、白色です。萼片は紫褐色で、付属体の切れ込みが目立ちます。 ![]() ☆エイザンスミレの花は、距がずんぐりと太いようです。 ![]() ☆エイザンスミレ(叡山菫)の名は、比叡山に多く見られたことから名づけられたようです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.22 05:00:15
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