|
テーマ:楽天写真館(354955)
カテゴリ:樹木
☆6月16日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(13回目)に行きました。その内容を紹介しています。ウメガサソウの花です。ようやく開花した花を観察できました。(2019年6月16日撮影)。
☆ウメガサソウは、北海道から九州の海岸や山地の林内に生えるツツジ科ウメガサソウ属の常緑の小高木です。新エングラー体系やクロキストン体系ではウメガサソウ属はイチヤクソウ科に分類されていましたが、APG分類体系ではツツジ科に分類されました。 ☆ウメガサソウの茎の高さは5~10センチで、一見すると草本のように見えます。 ☆ウメガサソウの葉は、長楕円形または披針形で、2~3個が茎の節ごとに輪生状に集まってつき、各段の間には鱗片葉が互生してつきます。葉脈に沿って、白い班が目立ちます。 ☆ウメガサソウの葉は、先は尖り、縁には尖った鋸歯があります。 ☆ウメガサソウの花期は6~7月で、茎先に花序が伸び、1~2個の花をつけます。 ☆ウメガサソウは、1~3個の卵状楕円形の苞があり、点状の細毛があります。 ☆ウメガサソウの萼は5つに分かれ、萼片は長さ6~7ミリの披針形で先が尖っています。 ☆ウメガサソウの花は、白い花弁が5個、雄蕊が10個、子房は球形で花柱がありません。花は、下向きに咲き、果実が熟すると上向きになります。 ☆ウメガサソウ(梅笠草)の名は、花がウメに似た5弁花で、花が下向きに咲くのを笠に見たてたことに由来します。 ☆ウメガサソウの花言葉は、「厳しい優しさ」「勇気」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.17 05:42:28
コメント(0) | コメントを書く
[樹木] カテゴリの最新記事
|