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家曜日~うちようび~

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2018.09.17
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​​​妻がスズメ蜂に刺されたぁー!​


先の、台風21号が中部地方を猛烈に襲った日、僕の妻がスズメ蜂に刺されました。


・・・はっ???


書きながら、我ながら、上記文章の不条理さに、首を傾げるばかりなり、筋を違える程に。

んが、事実です。

ちゅうわけで、今回はその報告っす。

え~っと、差し当って結果から申します、妻は無事です、心配御無用。

【事故報告】

(日時)
平成30年9月4日(火曜日)17時15分頃
(当事者)
妻のU子さん
(事故の状況)
暴風警報発令につき、朝から保育園・小学校とも臨時休校になったので、
妻もパートを休み、台風の真っただ中、子供と夕方まで、家の中でごろごろしていた。
夕方、台風が過ぎたので、玄関先や庭先の台風養生の復旧にかかる。
強風でぶっ倒れないよう、予め横倒しにしておいた自転車を起こそうと、妻が自転車に手を掛けると、
自転車カバーの中からスズメ蜂が飛び出し、左手の甲を差される。
猛烈な台風の緊急避難場所として、我が家の自転車カバーに逃げ込んだスズメ蜂の仕業である。

以上、これが事故のあらまし。

いやぁ~、びっくりしたよお~。
その日は僕も、台風で仕事にならねえから、会社を17時に退社したんですね。
んで、帰る前に妻に「お~い、今から帰るぞ」つって電話してさ。
妻「は~い」つって、「何してた?」って聞いたら、「子供と一緒に今まで寝てた」なんつって、寝ぼけた声で。

・・・んで、電話切って、ほんの3分後。

Qちゃんっ!大変っ!

あたし、スズメ蜂に刺されたぁぁ!

つって、妻から電話。

僕、突然の緊急事態に、少々パニックになってしまって、とりあえず、なんや知らんけど、

はやっ!

って叫んだもん。



ちなみに、これが、スズメ蜂。
攻撃性が高く、毒性が高く、時に人間を死に至らしめる、恐るべき昆虫。
SNSで調べりゃ、いっくらでも、写真が出てきますが、勝手に転用出来ないと思われるので、
長女のP子にお願いして、紙切れにスズメ蜂を模写してもらいました。
しっかし、あれだな、出で立ちがもうさ、「俺っち、狂暴でーす!」って感じ、丸出しだもんね。
なんでまたこんな、気性ばればれの風貌になるかねえ。
これ、泥棒だったら、唐草模様の風呂敷にホッカムリだぜ? ほんと、いかにもって感じじゃん?
カモフラージュ案とか一度も出なかったのかね、進化の過程の定例会議で。ははは。
 
さてさて。

少々パニック気味の僕に対し、刺された当事者、妻のU子さんは、スマホの向こうで、んもぉ~大!大!大!パニックで、
すごく痛い!すごく怖い!どうしよう!どうしよう!救急車呼ぶべきかな!
てか、とりあえず先に言っとくね、Qちゃん、今日までありがとう。
なんつって大泣きで、超取り乱しちゃって。
「落ち着きなさい!先ずスマホで応急処置を調べなさい!そして直ちにそれを実施しなさい!」
と僕、妻に指示して、大急ぎで家へ帰る。

家に帰ると、妻は、「刺されたところを指で強くつまむ。針と毒を絞り出す。洗う。冷やす。」
という応急処置を終え、リビングの床に、まるで魚市場のマグロのように、ごろりと横たわっていた。
僕は、妻が危険な状態か否か確認する為、スマホで調べたことを妻に質問した。

「スズメ蜂に刺された時に起きる『アナフラキシーショック』という、最悪の場合死に至るアレルギーショックがあるんだけれど、
これから言う症状が出たら、その可能性があるから、よく聞いてね。発汗 ・吐き気・頭痛・腹痛・顔面蒼白・呼吸困難 ・ 動悸・悪寒・・・」

妻​​​「うゎあ~、全部ぅ。漏れなく全部、今のあたしぃ。てか、ほんと、Qちゃん、今日までありがとう。」

​​​僕
「 ちょ!ちょ!ちょ! さっきから、ちょいちょい最期の挨拶すんのやめてっ!」

急ぎアレルギー科のある近所の病院へ電話して、状況を説明の上、僕は妻を車で病院へ運んだ。

結局、病院で、薬塗ってもらって、注射打ってもらって、後は様子を見るってことで、ま、大事なく。
こっちゃあ、心配で心配で、ちらっと診察室を覗いたらば、
U子さん、先生や看護師さんと笑顔でぺちゃくちゃと雑談してましたよ。

帰宅後、娘二人が妻に「ママ、次刺されたら死ぬね」「二回目は死ぬんだよね」なんつって、
心無い言葉を浴びせ続け、妻を半泣きにさせるので、僕、子供らを厳しく注意する。
「死ぬ」なんて言葉は、絶対に人に言っちゃダメっ!
もっとオブラートに包んで、「ママ、リーチだね」ぐらいにしときなさいっ!なんつって。はは。


お~っとっと!実際は決して笑いごとじゃない訳で、妻は急ぎ楽天でこの商品を購入しました。
こちらは「ケアプラス VENIMEX ベノム エクストラクター」というアイテム。
毒を持つ生物に噛まれたり刺されたりした際に、毒を吸引する自動吸引装置。


使い方は、刺されたところに吸盤を押し付け、1分ほど吸引を保持し、針や毒を吸い出すという、いたって簡単なもの。
僕の腕で試してみますね。
道具の使用と写真撮影を一人で同時に出来ないので、P子にお願いして吸盤を押し付けてもらいました。


ちなみに、P子ちゃん。


最近、前歯、抜けました。


お~っとっと!んなこたぁ~どうだっていいってのっ!
ほら!見て!ご覧の通り!皮膚が強力に吸引されてますぞ!
臆病者の妻は、この日から、外出時は常に自分のバックにこのアイテムを入れて、緊急事態に備えています。
てか、僕も今後登山に行く時は、これ、借りて行こうと思います。


​​
え~、昔から「風が吹けば、桶屋が儲かる」なんてことわざが日本にはありましてぇ~。

①風が吹けば、砂ぼこりが立ちますな、
②ほこりが目に入ると、盲人が増えますな、
③盲人が増えますと、三味線が売れますな、
④三味線が売れますと、猫が減りますな、
⑤猫が減りますと、鼠が増えますな、
⑥鼠が桶をかじれば、なるほど、桶屋が儲かる訳ですな。

これ、ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩えなんすけどね。

僕の妻の場合、さながらこんな感じ?

「風が吹けば、蜂に刺される」

①風が吹けば、暴風警報が発令されますな、
②警報が出たので、仕事はお休みですな、
③休みなので、夕方までぐーぐー寝ますな、
④寝てる間に、台風が過ぎますな、
⑤なるほど、スズメ蜂に刺される訳ですな。

いやいや、なるほどじゃねーってのっ!


④から⑤への流れ、鬼「不条理」だっちゅーのっ!


え~、兎にも角にも、U子さん。

これから台風が過ぎ去った後は、スズメ蜂に十分注意するこった。

こちとら、はればれするのは、君の手じゃなく、台風一過の空模様だけと願いてえよ。

おっと、お後がよろしいようで。




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最終更新日  2018.09.17 21:58:54
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