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家曜日~うちようび~

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2022.09.25
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 地元でも二流の県立高校で、当時約400人ほどいる学年の中で、テストの総得点による順位が、一番酷い時で、後ろから三番目だったことのある僕ですが、成人をしてからチャレンジした国家資格試験は、まわりが悪戦苦闘する中、比較的順調に取得をしてきました。

 何故僕が短期間に複数の国家資格試験に合格出来たのかというと、その理由は至極単純です。

いっぱい勉強をしたから。

 例えば一つの国家資格に合格するのに仮に平均50時間の勉強が必要だとすると、僕は脳味噌の出来が悪いので、一般成人の倍の勉強時間が必要だな、つまり最低でも100時間は勉強しなければならないな、と自覚をする。もし一年に同レベルの資格三つにチャレンジするつもりであれば、単純に100×3で300時間の勉強時間を普段の生活の中にから捻出すればよいな、つまり計算上は一日たった一時間の受験勉強を一年間続ければおつりがくるな。

 勉強時間の計画が立ったら、あとはそれを、ただもう愚直に続ければよい。

 愚直に勉強を続ける。大半の社会人はそれが出来ない。学生の時は容易く出来た筈の受験勉強が、社会に出て働くようになってからは難しいのだと言う。時間がない! 気力がない! 体力がない! 様々な言い訳をして逃げてしまう。
 時間がない! というが、実は、そうでもない。一日の中に無駄な時間は沢山ある。その時間を詰めて、勉強時間に充てればよい。体力がない! 気力がない! というが、いや、そうでもない。自分の好きな趣味や遊びに使う気力や体力は有り余っている。
 学生の頃の勉強は、親の保護下で、学校や塾の管理下で、みんなと同じレールに乗っていれば、自分の意思とは関係なく、何となく前進をしたが、社会に出てからの勉強は違う。社会人になってから何かしらの大きな目標を立てて勉強をするには、強い自主性がいる。つらい、めんどっちー、さぼりたい、という我執に打ち勝つ、強い自己管理能力がいる。 
 建設業界に係る資格試験の問題のなど、みんなが大学受験の時に解いていた総合的なテストの難易度に比べれば、とても簡単だと思うし、うちの社員も、例えば勤務中に明確に受験勉強時間を与えて、ある程度のシステムに乗っからせて勉強を続けさせれば、必ず資格試験に合格するであろう頭の良い人達ばかりなのだけどね。
 頭の出来が良い人は、我執を捨てて、ただもう馬鹿みたいに勉強を続けることが出来ないのであろうか。頭が良いというのも、時に難儀なものだ。僕の経験上、総合的に見て学生時代に生活環境に恵まれていた者ほど、社会人になってからの自主性に乏しいような気がしている。

 社会に出てからの勉強は、つまりは、自己を教育することだと思う。

 決して試験問題が難しいのではない、自己教育をすることが難しいのだ。幼い頃から他者に自己を仕立て上げられ続けた者は、大人になってから自分で自分を教育するということが、まるで出来ない。


 ちなみに、僕が試験勉強に臨む際のひとつのポイントとして、

 資格試験の勉強は学問ではない、テスト本番に向けての練習。テストは出題者との試合。いわばゲーム。

 ということを常に押さえていた。

 問題はなるべく実戦に近いものを選ぶ。となれば過去10年間に実際に出題された問題集が一冊あればよい。過去10年間に出題された問題を、何度も何度もひたすら解き続ける。参考書はいらない。問題集の解答の解説欄だけを全て頭に入れる。出題文の語彙を読み取り対策を練る。近年の出題傾向と出題率から対策を練る。経験記述は、絶対に突飛なことは書かない。無難な記述を心掛ける。そうすれば、高得点も得られないが、減点も少ない。単語の意味なんて理解していないくてもよい。とにかく暗記する。とにかく記憶する。

 おいコラ、そんなの学問と言えるんかあ! そんな覚え方で仮に試験に合格をしても、現場で何の役にも立たないぞ! とおっしゃる方がいるかもしれないが、それは違う。

 本当の学問は、試験に合格をして、資格者となった瞬間から始まるのだ。

 単語の意味なんてうろ覚えでよいのだ。現場において、知識の無い者がうっかり素通りしてしまうような事態も、資格者ならば、ふと立ち止まることが出来る。「あれ、これって試験で勉強したアレだよなあ……」と、うろ覚えながら必ず立ち止まる。試験勉強の時に脳裏に付箋を挟んでいるからだ。そしたらその時こそ、分厚い参考書を開けばよい。資料を読み解けばよい。何時間も何日も学問をすればよい。実際のところ、僕も資格者になってから、日々学問、仕事これ、すべて学問である。

 学問をするために、試験に合格をするのだ。

 合格をしなければ、お話にならない。

 試験に合格をするためには、テスト本番に向けての練習あるのみ。

 ひたすら実戦的に、ひたすら反復練習。じみーにね。

 テストは出題者との試合。いわばゲームなのだ。さっさと勝って次へ行こう。

 学問は、ゲームが終わってから、嫌と言うほど出来るぞ。間違いない。



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最終更新日  2022.09.26 16:38:16
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