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カテゴリ:詩論・文学論
「乾杯」
長渕 剛 1 乾杯! そのひとことで会ははじまった 乾杯! 固い絆に想いをよせて 語り尽くせぬ 日々があった よろこび 傷つき 肩をたたきあった 日々があった あれからどれくらい経ったのか 沈む夕日を お互い いくつ数えてきたのか 友よ わがふるさとのなつかしき友よ いまでもぼくは きみのこころのなかにあるか いまでもきみは ぼくのこころのなかにあるか? 2 いま キャンドルライトにつつまれた ふたり に (こうして目を細めてる) おおきなよろこび と すこしのさびしさ をもって 伝えたい いま きみたちは おおきな おおきな人生の舞台に立ち はるか 長い道のりを歩きはじめた 明日 のひかりをからだに浴びて ふりかえらずに そのまま 行け ばよい 風に吹かれても 雨に打たれても 信じた 愛に背を向けるな きみたちに しあわせあれ 乾杯! 失礼・非礼を省みず、もとの<詞>を編集して<詩>にしてみました。これが決定的というわけではありませんが、ひとつのやり方ではあります。 歌がついてこその<詞>であるという、<詩>を書く側の立場の一端なりとも、ご理解いただければ幸いです。 なお、他の<詞人>についてのコメントは、差し控えることといたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.22 19:30:45
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