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テーマ:旅のあれこれ(9944)
カテゴリ:見てみた・読んでみた
その中の一人Ichiro-sanは、この英会話学校でも最も古株と言える方で、ここにもう20年以上通ってらっしゃいますが、その前は、なんと、フィンランド人から英語を習っていたそうです。 そして、それが縁で、今はフィンランドに帰ってしまったその方(&家族)を、時々訪ねて行かれている・・事は知っていたのですが、今回じっくりと聞いて唖然としたのが、彼の始めてのフィンランド旅行の話です。 正確には、その行き方の話、なんですけど。 彼のその旅は、25年ぐらい前の話です。 まずは、我が街から横浜に行き、そこから船に乗り二日かけてソ連のナホトカに渡り、列車でハバロフスクに移動、そこから飛行機でモスクワに着いたそうです。 そして、そのモスクワでは、当時少なくとも三日間は其処に滞在しないといけなかったそうで。 モスクワでの思い出を聞くと、街を歩いていたら、見知らぬ人から着ているジーンズを売ってくれと言われたそう。だから、入国・出国の持ち物チェックが、とても厳しかったんですって。 そして、3日後、やっと列車に乗車、そこからは数時間で目的地ヘルシンキに着いたそうです。 結局、我が街からヘルシンキまで、1週間近く掛かった事になりますよね。ふ~。 この壮大な話を聞いて思い出したのが、古(いにしえ)の昔に読んだ、この本「大草原に潮騒が聴こえる」(桐島洋子氏著)です。(多分、もう絶版ではないかと・・) その当時(1980年代前半)、外国人が乗る事が難しかった中国・北京とソ連・モスクワを結ぶ国際列車に乗った彼女の紀行文なのですが、読了後、私もいつか乗ってみたいなぁ・・と、ずっと本棚に置いておいたんですよね。 とは言え、月日の流れに半分忘れかけていたのですが、彼の話を聞いて、また一寸、乗ってみたくなりました。 今もこの列車は存在しているのかしらん?とネットで検索してみると、直ぐに分かりました。(ホント、便利な世の中です) 大丈夫、運行していました。北京からモスクワまで、6~7日は、かかるそうですが。 私の、いつか行ってみたい旅の一つに、忘れないように加えておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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