今年の投資成果
株式の年末高期待は剥落したもののJAM(8942)の気配に只ならぬ予感を感じているstaycoolです。久しぶりに吹きそうな感じです。将来期待でありながら、事業は既定路線を粛々と進みながらも、むしろ新たなステージに向けて動き出している感があります。もう何が出来てきてもおかしくないですね。当初から配当をある程度出すステージになり1000円を超えたあたりで売却という青写真がありましたが、そろそろでしょうか?さて、本日は手間のかかる人をケアした後に2箇所の金融機関の方を迎えて雑談金融庁の動きについてヒアリング融資姿勢については目新しい話はなし。一部で門が締まり始めているという情報がありますが、改めて言えば金融機関は債務者の背景次第です。どんなに厳しい状況下でもある程度の毎月の貸出残高の落ち込みを優良先でカバーしなければなりません。そのカバー対象のピースになれれば、余程悪い経営状況に陥らなければ常に良好な関係を保てるわけですね。さて、今年もそろそろ終わりです。総括をするには、やや早いですが市場は明日で終わりですし、そろそろ投資面について締めておきたいと思います。株式投資については、売ったり買ったりはありましたが、売却したものは、かなりの成績を記録したものないしは、動きが悪く尚且つ今後もちょっとやそっとじゃ改善する見込みのない銘柄でした。年末に損出しをしましたが、焼け石に水でありました。買い中心で進めた投資家はすべからくある程度の結果が出たのではないかと思います。世の中は、市場の動きに沸き立っていますがstaycoolはあまり強気にはなれません。あまりにもリスクが先に立つからです。どう分析してもそうなります。これを翻す結果になるとすれば、経済の実態と期待がかけ離れるバブルという現象だけでしょう。しかしながら、過剰流動性の世界にあって2万2,3千円を超えてもそれがバブルであるかは不明です。具体的な経済指標を含めて具体的に検証できるのは、ずっと後になって初めて分かるからです。逆にバブルを直接知る世代にあって現役投資家の数は年々減り続け、主力のトレーダー達はバブルを知らない人ばかり・・逆に知らない人が多いから、再度バブルが起きてしまうという可能性は拭い切れませんね。2017年は上げても下げても売りに回るでしょう。不動産については、もともと地味なセクターで劇的な事が起きにくい、一方でそれを安定的と表現する人もいますね。しかし、地方都市にあってどういうやり方をするにしても歩みを止めた瞬間に何だか息苦しさを覚えるのは気のせいでしょうか?それは、見えない新築ラッシュディベロッパーの捨て身の近隣窮乏戦術が投資家を真綿で締め始めているのかもしれません。ボロ物件しか保有しない私のようなボロ事業者にとっても今は顕著な影響がないにしてもいずれは何かしらの影響を受ける事になります。そんなステージにおいては、更地で売却または公益法人ごと地公体に引き取ってもらうというオプションに依存するかもしれません。今年は結果としてそこそこ購入しましたが、経営における不動産の位置づけは不変やや大変な人の面倒が増えた程度で何ら影響はありませんでした。来年は主体間の組み換えを加速するそんな年になるのではと思います。実験的にサードパーティーに売却もあるかもしれませんね。市況次第です。事業投資こちらは隠密案件であり、リアルタイムでのブログアップを控えましたが面白い試みに対しては投資というより出資していこうというスタンスの一環として初めています。なんちゃってマイクロファイナンスを標榜していますので、1年で1箇所に出資ができればと考えています。ものになるかどうかは不明ですが、社会を良くするという不変のテーマの元にポリシーがありますので、案件がない年もあるでしょう。元も子もなくなる可能性は多分にありますね。金銭面では、新規投資もあまりなく目新しい事もあまり実践しなかった年にあって時間をかけたのは、人と話をする事これによって劇的に生活スタイルが改善し、やや真っ当な道に戻っていった・・つまり良い形で社会にお戻しする事ができたと考えています。政府は総活躍を謳っていますが、産業界はとうに人手不足感に悩んでおり、総活躍は必然なのですよね。これは、塀の向こう側から戻ってきた人や精神疾患罹患者、障がい者・・皆、これに参加しなければ社会は立ち行かないという事どんな形でも常に社会と有機的に繋がり何らかのポジティブな化学反応が起こせれば、尚良しと考えています。ただ、できない事が多いと実感した年でもあります。無力感に沈んでいては、何も始められないし、逆に次から次で、落ち込んでいる暇もなかった気がします。来年も小さな事から小さな事まで歩みを止める事なく確実に前進していきたいですね。