わたしの部屋

ベッドは家具の中で専有面積が一番大きい家具です。
家具屋さんのショールームで見た時は大した大きさではないと思っても、ご自分のお部屋に設置したら
歩くスペースの確保できなかった、あるいは、クローゼットやドアに干渉して開かなくなったでは笑ってはいられないですね。

家具屋さんは売り場スペースがとてつもなく広いため、家具は実際の大きさよりかなり小さく感じます。
買ってから失敗してしまった！こんなことがないようにしっかり考慮して検討しましょう。

マスキングテープを床に貼ってみる。

とくに、初めてベッドを買うとき、狭いお部屋などベッドを設置してスペース的に心配の時は
床にマスキングテープで実際にベッドを置きたい場所に、ベッドの大きさで四角に貼ってみるとよくわかります。

その時、実際にベッドを使う段には、かけ布団が掛かるので一回り大きくなることを頭に入れてくださいね。
そうすればお部屋に入らないとかの失敗は少なくなくなります。

ベッドを置いた後の動線のスペースの確認もできます。

もし賃貸などで、お部屋に入れないときは、もし図面があったら図面の縮尺に合わせて、ベッドをやはりお部屋と同じ縮尺で紙で切って置いてみることもずいぶん参考になります。
またベッドのほかにも家具等があったらそれもマスキングでテープ貼るか、図面の場合は、図面上に切り抜きを置いてみます。

また、収納ベッドで引き出し付きの場合は、引き出すスペースも確認します。
引き出しの長さは、ベッドの半分の50cm程度ですが、引き出す方自身の身体を置くスペースも必要ですのでお忘れなく確認してくださいね。

そして歩くスペースはできれば最低でも50cm程はあるとよいですね。

このようにレイアウトをしてみると大体の雰囲気をつかむことができます。

もう一つ心にしておきたいのは狭いからと壁にぴったりくっつけると、通気性がそがれるのであまりお勧めできることではありません。

また、ベッドは大きいほうが使っていて余裕があり気持ちが良いものですが、使う方の体型が小柄でしたら
ベッドをコンパクトなものにすることもよいでしょう。

セミシングルベッドは幅が83cm程度ですから、シングルサイズより17cmも狭くなります。
また、身長が160cm未満の方でしたらショート丈のベッドも使えます。

ショート丈ベッドは丈が180ｃｍとすこぶるコンパクトです。
そしてセミシングルサイズになるとさらに幅は83cm位ですから
通常のシングルベッドと比べると2周りもコンパクトになるので検討してみてくださいね。

8畳にシングルベッドを2台置いた例

日本は地震大国です。
いつい大きな地震に見舞われるかもわかりません。
ですから寝室はできるだけ家具を置きたくないものです。

といってもワンルームなどでお住まいの方は物が全然無くて生活はできませんよね。
でも家具はできる限り少ないほうが良いので、こんな時はチェストベッドを使ってみることもよいかもしれません。
ショート丈ベッドにも様々なデザインのチェストベッドがあります。
是非検討してみてくださいませ。


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