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2024.02.09
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カテゴリ:日常のこと



このところ欧州は、農民による抗議デモが各地で勃発!
で、大変な事になってるようですね。

数万人規模の農民デモが欧州のあちこちで多発!
彼らはトラクターを繰り出して
街や高速道路を封鎖、まるで革命が起きる前のようだ。

不満を抱いた農民らが欧州議会に卵を投げつけるシーンは強烈だった。

いや~欧州人の気質って、なかなか日本人には理解できないよね。

だって日本じゃ、数万人なんてデモはほとんどないもの。

あるか?

ないよね?

近年の春闘だって、まったくデモらないし
交通機関のストライキもほとんど聞かない。

あるのはこじんまりした似非右翼や似非人権派のとぼけたデモくらいだ。

まして農家の筵旗なんか聞いたことがない。

それが

欧州人ときたら、まるで、革命か?と思うくらい激しいのね。

彼らがデモる理由は

コストの増加とわずかな利幅、気候変動政策により生計が立たないから。

それにしても、フランスやデンマークは大変な農業国だし
日本より十分な補助金貰えるって聞いてたし
そのイメージがあったから、欧州の農家って豪勢だね、なんて思ってた。

そんな農家がこぞって筵旗を揚げたのは

なんでも

露宇戦争勃発で安いロシアのガスが来なくなり
結果、エネルギーの高騰と、肥料、輸送費が上昇。

おまけにウクライナ支援により
割当量、関税免除の安価なウクライナの農産物が洪水のように押し寄せた。

にもかかわらず、欧州議会は、消費者に及ぼす影響を考慮して、
食料価格を引き下げるために動いた。

農家にとってはまさに、ブリュッセルが敵となっているんですね。

おまけに、欧州委員会が定めた、温室効果ガス「2040年までに90%削減」が重くのしかかる。

脱炭素のルールが農業分野の首を絞めている。

・メタンを出すから毎年4%の耕地を減らす
・牛のゲップはメタンを出すから飼育頭数の削減
・有機農業や高い環境価値作物のラベリング
・認証方法が複雑な炭素クレジット
・輸入肥料の脱炭素化と炭素漏出の回避
・生態系(炭素貯蔵、景観の保護、水質など)の維持
・持続可能な開発目標 (SDGs) の履行
・生物多様性と生態系の保全と回復
……

などなど環境への移行の目標を約30の立法文書で定めている

農業分野では、炭素削減目標を2030 年までに
1990 年比で少なくとも 55% 削減するという中間目標を導入している。

そのように頭が痛いところに

スペインとポルトガルでは記録的な干ばつで給水制限。
ドイツ、フランス中部の洪水、などなど自然の猛威が襲いかかる。

欧州議会からは、その手当てが遅々として届かない。

農家のほとんどが、農業の事情などほとんど知らない
ブリュッセルの官僚組織に牛耳られるのに辟易してるんですね。

もしかしたら今後、EU離脱国が出るかも知れないよね。

それに、世界は脱炭素に向かって舵を切ったけど
すでに実現不可能な様相を呈しているかもね?

再エネは製造段階で大量のco2を出すし、近い将来、新たな環境汚染の課題もある。
EV自動車は、すでに運輸部門には代替えできないことが立証された。

そしてわたしたちが、生きる上で
もっとも必要とされる食糧生産の場でも相反するものがある。

今年は米大統領選がある。

次期大統領にトランプが返り咲けば
脱炭素にはおそらく、アメリカは追従しないだろな。

もちろんチャイナだって、素知らぬ顔をして脱炭素から脱・脱炭素に転換だよね。

二酸化炭素排出量世界第1位と2位が
脱・脱炭素に舵を切ったら、
欧州の脱炭素はどこに向かうのだろう?


今日の一句



人こそが諸悪の根源ガス入れる


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Last updated  2024.02.09 17:56:23
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