神戸魂

新潟戦で勝利以外にも嬉しかったことがありました。

それは久仁衛の今季リーグ戦初出場。

スカパーでも言ってましたが、新潟戦はJ１通算３０２試合目でした。
生え抜きでの出場記録を更新し続ける久仁衛ですが、記念となる３００試合目を、実は全く祝ってない。
私の記憶が正しければですが、ほんと何もしてない。
２００９年に２００試合を達成した時は、セレモニーもしたし、記念グッズも作ったのにね。
今年マルキが、３００試合を達成した時も、同じ様に祝ってあげたのにね。

なぜやらなかった？とも思えるけど、仕方が無い面もある。
セレモニーをすべき301試合目が、２０１２年の最終戦だったから。
残留争いのまっただ中で、祝ってあげる心の余裕が無かったのも事実。
これまでの久仁衛の貢献を思うと、普通ならあり得ない話なんだけどね。

でも、あの頃は、クラブだけでなくサポーターにも余裕はなかったよな。
さらに次のシーズンは、最初から病気で久仁衛がいなかったし。
祝うタイミングを失ってしまったのにも理由はある。

あの頃は、また次のタイミングがあると思ってたけどね。
でも、今のペースだと厳しい。
４００試合はもちろん、３５０試合達成も出来るのか分からない。
まあ、今さら言っても仕方が無い話ですね。

そんな久仁衛ですが、苦しいシーズンが続きます。
岩波の成長や、増川の加入もあって、コウモも加えたCB陣では最後尾の4番目の位置づけになっている。
去年は病気で出遅れたし、自身の年齢的な衰えもある。

試合に出れない今の状況は、プロ選手として久仁衛自身も苦しいはず。
久仁衛ほどの実績のある選手なら尚更だろう。

この日も試合には出れたけど、厳しい状況に変わりはない。
実際この日も、アクシデントがあっての本職でないSBでの起用だったし。
この先もチャンスは、ほとんど無いのかもしれない。

久仁衛自身が出場機会を優先すれば、別の選択肢もあると思う。
カテゴリーさえ問わなければ、まだまだ必要とするチームはたくさんある。
それでも出番に備えて、神戸のために誠実に準備を怠らない久仁衛の存在は貴重だし偉いよ。

出てなんぼとも言えるプロの世界だからね、悔しいのは間違いないのにね。
でも。その存在が、他の出場機会に恵まれない選手たちの心の支えにどれだけなっているか。
雄弁に語るタイプじゃないけどね、伝わるよ。

ほんと、そのプラスの影響は、計り知れない。
だから、試合に出てなくても久仁衛の貢献は、全くもって小さくないと、私は思います。

似た様な事を、孝行も携帯サイトで言ってたよね。
具体的にはコウモの大きな支えになったと。
試合に出れず悩んでいたコウモの支えにどれだけなったか。
確かに、頑張ってる久仁衛の姿を見てたら不満は言えないよな。

今でも十分に貢献してる久仁衛だけど、やっぱりスタジアムで一緒に闘いたい。
久仁衛がいない神戸は何かが足りない気がするから。
やっぱり久仁衛こそが、神戸だから。

久仁衛だって諦めてないよ。
俺たちと闘うために頑張ってる。
さあ、行こうぜ久仁衛。
史上最高の神戸トモニつかもうぜ。

ランキングに参加中です。更新の励みになりますので、
よかったらクリックお願いします↓ また感想なんかも、お気軽にお願いします。

にほんブログ村