テーマ:ワイン大好き!(30331)
カテゴリ:泡モノ!
今回は京都の丹波ワインの500mlスパークリングシリーズから、マスカットのものです。 スパークリング・マスカット。生産している丹波ワインは、当ブログでも時々記事にさせていただいている京都の丹羽地方のワイナリーです。食事に合うワイン作りをモットーに、繊細な味わいのワインを赤白さまざまな品種で作っています。 生産量の多いワイナリーですが、今回のワインのマスカットはオーストラリア産だそうです。価格は840円ですが楽天内ではすでに完売のようです。ワイナリーのオンラインショップではまだ購入できます。 色は薄いですが、ツヤ感はある黄色。 泡は、キメはそれほどでもありませんが、勢いはまずまず。ただし、持続力はありません。 香りは、マスカットそのものの香りがしっかり出ているほか、紅茶やミネラル、白や緑のコショウ、それにライムやスイーティといった緑の柑橘のニュアンスを感じました。その他、洋ナシや瓜、蜜、フローラル、ドライパイナップルといった要素も。また、時間とともにスパイシーさが強まり、ややライチっぽさのようなものも出てゲヴュルツトラミナーのような雰囲気になりました。 味わいはこのシリーズによくある中口です。繊細な甘みがほんのりと、しかし主役として存在しています。酸は思ったほどは主張せず、穏やかで裏方系です。後口には苦味が少しあります。ミネラル感はさほど強くなく、口当りは柔らかで繊細。クリアーな印象のライトボディです。 単独で、ウェルカムドリンクなどとしてジュース感覚で楽しむのもいいでしょうが、やはり食事とあわせて楽しいワインです。 魚介系では、鱒の柿の葉寿司と結構相性がよかったですね。香りが意外にはまります。また、青魚の刺身や酢〆にもまずまずいけます。さば寿司食べながらでも臭みが出ません。酢飯なのと、酢飯にガリやシソの葉などが混ぜ込んであるスタイルだったからかもしれませんが…。 肉系では、赤身肉にはさすがに難しいでしょうが、焼き鳥モモ(塩)や塩コショウで食べるチキンソテーといった物には、香の力のおかげか負けることなく、旨みを引き立てあいました。 サイズが500mlだとか、中口で甘みが少しあるとか、輸入原料を使っているだとか、そういったことを気にしないのであれば、このワインは結構面白いと思います。 酸の強さはありませんが、きれいにまとまっていますし、何より香りの要素がほかのこの価格帯のワインよりはずっと多いのは面白いところです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事を チェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月29日 20時06分59秒
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