カテゴリ:能・狂言
(大槻能楽堂外観)
今日は谷町四丁目の大槻能楽堂の7月公演「蝋燭能」に行って来た。
演目は「鞍馬天狗」である。
あらすじは、
平治の乱に敗れた源義朝の遺児、紗那王(牛若)が命救われ、鞍馬寺に預けられていた頃の話。 春花の盛りの或る日、紗那王は平家の稚児達と一緒に東谷の僧に連れられて、西谷へ花見にやって来る。 そこへ不気味な山伏がやって来て、興をそがれた僧は稚児を連れて帰ってしまう。 残ったのは紗那王のみ。 二人は一緒に花の名所を見て歩く。 山伏は紗那王の境遇に同情し、自分は大天狗であると明かし、平家討伐の兵法を伝授すると約束して立ち去る。 紗那王が薙刀を持って待っていると、大天狗が各地の名だたる天狗をひきつれてやって来て、紗那王に兵法の秘伝を教え、将来の武運を守護すると約束して、再び飛び去ってゆく、
というもの。
動きも激しく、アヒ狂言も入り、稚児役の子方(子役)も可愛らしく、楽しく、分かりやすい能である。
(能舞台・上演風景を撮りたいところなるも、撮影禁止につき休憩時間にちょいと。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[能・狂言] カテゴリの最新記事
|
|