カテゴリ:銀輪万葉
先日イタドリの花を紹介し、万葉集に出て来る「壱師(いちし)」だという説があると申し上げたが、通説の方の彼岸花も掲載しないと不公平だから、本日、銀輪散歩で見つけたのを撮影して来ましたので、掲載します。 また、秋はコスモスですから、黄花コスモスも。そして、秋の空も。 もっとも午後から夕刻にかけて雲が暗く垂れ込め、一時雨も降りましたから、空の方は昨日の夕刻の写真です。 こすもすの 花は咲きぬる 野辺の道 ゆけば空にも 秋の雲見ゆ 野辺ゆけば 壱師の花の 咲き出でて 我に笑むらし 朝の我妹子 さて、話は変わるが、大学の同窓会東京支部の会報に掲載する会長挨拶の 原稿を送れというメールが届いた。早速に書き上げたが、面白みが無いので、末尾に長歌と反歌を作って入れて置いた。こんな挨拶文も型破りで面白いかと(笑)。 春されば 桜花咲き 秋されば もみぢ葉匂ふ 待兼の 丘にぞ共に 学びたる 友のえにしや 若き日の 思ひな忘れそ あづまなる 我が背我妹子 青雲の たなびく空の 絶ゆるなく 継ぎて見が欲し のちにもあはめ 反歌 足柄の み坂に秋の 雲立てば 相見む時の 君と偲ばむ 待兼の 丘の秋萩 今日咲きて 君待つらむぞ 青雲の庭
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最終更新日
2008.09.18 18:49:26
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